異世界法廷 ~反駁の異法弁護士~のここが面白い!感想・評価
司法試験に5回落ちている主人公「椎葉悠人」30歳がうっかり橋から転落死してしまったところを、異世界のロリ神様に拾われて異世界弁護士となる本作。
悠人が選ばれたのは彼が優れていたからではなくて、「タイミング良く死んでたから」とか「お主は元の世界で大した影響力を持ってないから」とかだったのには笑いました。
しかし前の世界ではそんな落ちこぼれだった悠人も、いざ法廷に立つとしっかり弁護を開始。
登場人物は中世貴族やエルフなどファンタジーな顔ぶれになっているものの、とても読み応えのある法廷バトルが展開されていきました。
話が進むにつれて扱われる事件もだんだんと難しいものになっていき、ミステリー要素も強くなってくるので面白かったです。
神様の趣味で日本の法律を取り入れたとはいえ、そこはファンタジー世界なので、「犯罪に魔法を用いる」など普通の裁判では出てこない要素が事件に影響を与える事も。
そういった部分がまた推理を難しくしていて楽しいですね。
コミックス全3巻でまとまっていて読み易いというのもあり、オススメの異世界漫画です。
読者の口コミ【レビュー・評判】
●ペンネーム: まいり
いつも通りの異世界漫画なのかなと思いきや、実はかなり実力派と有名な先生の作品なのですね。
確かにキャラクターの書き分けもしっかりしていてそういう違和感が無いので、途中で気になることがありません。
たくさん漫画を読んでいると、こういうのって結構大切だと思います。
主人公は5回司法試験に落ち続けています。
といっても、司法試験は難しい試験ですから珍しい話では無いのですが、以前からの友人達はとても優秀なんですよね。
みんなすでに司法試験に合格して、それぞれの夢の道へと進んでいます。
そのため、主人公は落ちこぼれキャラですがそもそも弁護士になろうという人間ですから彼自身も優秀ではあるのです。
そんな彼が異世界で弁護士になるのですが、それもその世界を管理している神様から直接指名されているわけですから、すごい状況ですよね。
何より、私達の生活は法律で守られていますが、異世界ではそうではありません。
理不尽なことってたくさんあります。
そういったことを主人公がどんどん解決していくので、ある意味時代劇的なスッキリ感もありますね。
●ペンネーム: TOYA
まだ全てを見ていませんが法廷バトルは迫力があって面白いです。
次から次へと話が進んでいくのは見ていて爽快です。
今後どうストーリーが進んでいくのか気になります。
5年連続で司法試験に落ちた主人公「椎葉悠人」が自殺したら異世界に転生された所からストーリーは始まります。
転生された異世界は法律がなく日本の法律を異世界に取り入れて欲しいとの事で呼ばれたそうです。
この異世界では身分や人種が違う人が多いのでいつでも問題は起きてしまいます。その問題を解決するべく六法全書を活用していきます。
内容としてはファンタジーな世界観とは裏腹に魔法や戦争と言った事は全く起きません。
異世界転生モノの中でも見た事がないジャンルだと思います。
本筋は問題が起こる、法廷バトル、そして問題の解決を繰り返していきます。
キャラクターデザインは良い感じがします。
男性キャラも女性キャラもしっかり描かれて自分は好きな部類だと思います。
背景の描き方もしっかりしているのが良いと思います。