小説から、マンガ、アニメ化と、人気に火が付いた異世界転生・転移もの漫画ですが、実際に人気投票を行ってみました。
1288票の結果をランキング形式でお送りします。
まだ広く認知されていない漫画もあり、「ランキング結果でもっと上位なはず」というのもあるかもしれませんが、2018年8月時点での投票結果です。
異世界転生・転移もので面白い漫画を探している方は【おすすめ度】も参考にしてみてください。
下位でも面白い漫画はありますので、ランキング上位だけでなく全部眺めるのをお勧めします!
1位 転生したらスライムだった件 98票
ここが面白い!おすすめ度★★★★★
「転生したらスライムだった件」は最近よく見かける異世界転生物というジャンルのうちの一作品になります。
主人公は現代日本で通り魔に刺され不慮の死を遂げますがその後異世界のスライムとして転生します。
お約束ではありますが転生の際に特殊な「スキル」をもって生まれてきます。
スライムとなった主人公はひょんな事から勇者に封印された暴風竜ヴェルドラと友達になり、その竜からリムル=テンペストの名を授かる事になります。
ヴェルドラを「捕食」のスキルで勇者の封印ごと体内に取り込んだリムルは、いよいよ異世界の冒険へと旅立ちます。
この漫画の面白い点はなんといってもスライムという最弱モンスターがどんどん強くなっていって国を興すまでになり、その成長を見届けるのが楽しいです。
リムル自体のキャラクタービジュアルも最初はスライムですがストーリーが進むと美少年(美少女?)モードになれたり幅広かったりします。
絵自体も上手いし、演出などもキチンとされているので作画で萎える事はありません。
また、ストーリーを進めるにあたり登場する人物も増えますが仲間となる人たちも個性的で魅力があります。
序盤でのオススメキャラクターはシズさんですね。
主人公と同じく日本から異世界に召喚された異世界人で、いい人なんだろうなぁというのが短い尺でもわかる魅力的なキャラクターです。
その後のストーリーでも主人公リムルに大きな影響を与えたと思われるキャラクターです。
それ以外にもどんどんと仲間となる人やモンスターたちが増えていき、ストーリーもどんどん賑やかになっていきます。
気が付くとついつい一気読みしたくなるオススメの作品です。
まだ見てない方は一度読んでみるとハマれると思います。
2位 オーバーロード 92票
ここが面白い!おすすめ度★★★★★
オーバーロードはゲーマーの主人公が、ゲームの公式サービス終了時に最後のログインしていたらそのままゲーム内キャラになってしまった異世界転生ものです。
まず主人公のモモンガ自体が、チートすぎるキャラなので作中に出てくる敵からほぼダメージなんてものは受けないし、威圧するだけで大概の敵との戦いが終わってしまうほどのチートキャラなところが、俺TUEEE系のマンガが好きな自分にとって面白く読めます。
戦力的には最強でも、中身は元々ただのサラリーマンなので王として君臨しながらも、自らの言動や挙動にたびたび自問自答しているさまも読んでいて面白いところになります。
モモンガの配下の部下たちも、悪魔やサキュバス、ビーストテイマーなどいろいろなキャラがいるので戦い方ひとつとっても様々な描写があり飽きが今のところは来ていません。
ただマンガの方はまだ戦闘シーンがそれほど多くはないのでこの先出てくる話の部分でどのような感じで描かれていくのかが楽しみです。
私が一番好きなシーンは、リザードマンと戦ったコキュートス(モモンガの部下)が、格下とわかっていながらも一矢報いたリザードマンに対して一歩身を引き賞賛の行動を示した部分が良いと思います。
これから王国篇に入っていき他国との戦争の話になってくるのをとても楽しみに待っています。
3位 この素晴らしい世界に祝福を! 82票
ここが面白い!おすすめ度★★★★★
現実世界では冴えない生活を送っていた主人公が異世界にいってからは活き活きと人生を送っている様が描かれるのが特徴的でした。
主人公のカズマは基本はスケベで卑怯な性格で、王道の主人公タイプではない点が逆に共感することができました。
主人公のスキルが破壊力や派手さがあるものではなく、まさかの「盗み」の能力で、登場するヒロインの下着を上着の上からでも奪取することが可能となります。
この辺の王道をはずしてきていて、なおかつ笑える展開が好きでした。
メインで登場する三人のヒロインはいずれも魅力的で個性的で可愛いです。
そして三人ともクセが強いです。
特に使えない水の女神とスタミナがなくて爆発魔法を一回使うとへばってしまう魔道師、強いけどドMな女騎士という何とも珍妙な組み合わせとなっています。
ギャグ要素のつよい作品で、メインキャラクターたちの息のあったコミカルな会話劇がとても面白い作品でした。
異世界とはいってもかならずしも主人公の重い通りに行き過ぎないという、ちょっと冴えない感じの世界観がよかったです。
4位 幼女戦記 76票
ここが面白い!おすすめ度★★★★★
人間界ではサラリーマンのおじさんだった主人公が、転生後になんと幼い少女になるという見た目から性別まで何もかも違うものに転生する点は印象的でした。
この発想は突飛なものだと思います。
物語はなかなか血なまぐさい戦争の世界が描かれます。
幼女に転生した主人公は幼女の姿ながら、高い戦闘力を持ち、そしてなんといっても魅力的なのは戦闘において有利になる作戦を立てる能力がずば抜けています。
主人公が転生してからというもの、次々と戦闘における功績をあげて、軍人のお偉いさんに気に入られてどんどん出世して行きます。
無骨な男の軍人たちの先頭に立って指揮するのがこともあろうに幼女というミスマッチが、一周まわって面白いものに感じてきました。異質なミリタリー要素が興味をひきつける物語です。
敵の心理描写も行われて、結構シリアスな場面もあります。緩い転生ものではなく、タイトルに反して硬派なつくりの物語となっていたと思います。
5位 異世界食堂 60票
ここが面白い!おすすめ度★★★★★
ドラゴンや騎士など様々な世界の住人が、一つの扉を通じて一つの食堂に集まるという設定が新しいです。
今日は誰が来るのかな?とドキドキ。
異世界グルメ漫画ですが出てくる料理はメンチカツやグラタンなど、私たちに馴染みの深いものばかり。
けれども異世界の住人にとっては珍しいので、目を輝かせて嬉しそうに食べる描写が、こちらまで幸せにしてくれます。
おすすめのシーンが、魔女ヴィクトリアが甥っ子達を連れて食堂を訪れる話。
作者は綺麗な女性を描くのも上手ですが、子供を描くのも上手で、小さな口や柔らかな手が可愛らしいです。
初めての場所に来てスイーツにわくわくを隠しきれない子どもたちと、クールなヴィクトリアの対比がとても良いです。
人物は勿論ですが、細い繊細なタッチで描かれた料理も綺麗で、透明なグラスや装飾品のような生クリームに思わずうっとりしてしまいます。
揚げ物のずっしりとした描写も熱々でとても美味しそう。
ファンタジーとグルメが無理なく融合していて読みやすく、男女問わずおすすめのマンガです。
6位 DRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件 55票
ここが面白い!おすすめ度★★★★★
大人気漫画「DRAGON BALL」のヤムチャを主人公にした漫画です。
といってもヤムチャ本人ではなく、「DRAGON BALL」の世界に転生してしまった少年が主人公です。
最初は「DRAGON BALL」の世界に転生して嬉しがっていた主人公ですが、ヤムチャの未来を知っているためにこのままでは死んでしまうと、強くなるための修行を行うわけです。
原作知識を持っている主人公だけに未来に何が起こるかを知っているだけでなく、どうすれば強くなれるのかもおおまかに分かっています。
原作のヤムチャとは一味違う強さを持っているため、ファンなら読んで損はないでしょう。
原作ではあまり焦点の当てられないヤムチャが主人公だけあって、小ネタも豊富です。
作者自身が「DRAGON BALL」を好きなんだろうなと伝わってくる話であり、意外なオチも待ち受けています。
たった三話という短いストーリーですが、その分面白い部分が詰まっている漫画だと思います。
7位 デスマーチからはじまる異世界狂想曲 42票
ここが面白い!おすすめ度★★★★★
この手の作品では主人公がニートとか引きこもりというのが珍しくはありませんが、本作主人公は現実世界ではちゃんとした会社員として描かれます。
現実世界の主人公の生活では、おそらくブラック企業で働いているシーンが登場します。
デスマーチとは夜を徹しての厳しい業務を指すようで、それを行ううちにいつしか主人公は異世界に行ってしまいます。
この導入には、厳しい社会の現実から脱したいという現代人特有の願望のようなものが見えます。
意外と風刺がかった表現もしているように見えます。
異世界では主人公のレベルが最初から高く設定されていて、次々と事件を解決して、多くのヒロインをめろめろにしていきます。
やはり美少女によるハーレムは読む者の憧れとなるので、すきな要素としてははずせません。
異世界特有のグルメを主人公が堪能するシーンが多く描かれます。これにはとてもおいしそうだと想いお腹が減ってきます。
異世界グルメ要素ももつ楽しい作品でした。
8位 ナイツ&マジック 40票
ここが面白い!おすすめ度★★★★★
異世界に転生した主人公は、その世界にはないはずのロボットの知識を前世から受け継いでいます。
とにかくロボットに憧れて、どこまでもロボット好きを貫く少年らしさには熱さと可愛らしさも感じます。
マシン操作の腕もさえたるもので、騎士としてどんどん成り上がっていくサクセス感も気持ちのよいものとなっています。
ロボットバカな主人公の活き活きとした姿は同じくロボット作品好きである私には明るく気持ちのよいものに見えました。
主人公は男子ですが、まるで女子のように可愛い容姿なのも意外と珍しい設定でした。
性別を問わずとりあえず可愛いので女子にもてています。
登場する女子からは、男子よりも同姓の友達な感覚で詰め寄られて、普通にハグされていたりします。
この何とも穏やかな人間関係は見ていて癒されるものがありました。
マシン同士によるバトルも見所です。西洋騎士のようなデザインのマシンはとても格好良いです。
騎士道精神溢れる作品でもありました。
9位 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 35票
ここが面白い!おすすめ度★★★★★
異世界転生といえば冒険者や一般人などに転生するケースが多くを占める中、身分の高い令嬢に転生するという物語は斬新でした。
令嬢になったと言えども完全な「悪役」であり、物語の関係上追放か死が待っているために何とかそれを回避しなければならないという縛りはかなりキツいものがあります。
大事にされている令嬢なので満足に体を鍛えることもままならないなど、行動上の制約が多いのも面白いところです。
異世界生活の開始から相当の時間が経っており、相手がプログラムではなく「人間」なため、どうなるのか予想がつきにくいです。
舞台になるゲームの詳細を熟知していてもチートにならないといった「難易度調整」の絶妙さも面白いです。
他の分からないことが多いから難しい異世界ものとは一味違うという印象を抱くことができました。
主人公カタリナはかなり前向きであり、「行動指針」があるとはいいてもそれを差し引いて正義感が強く爽やかで魅力的なので、初見のインパクトだけでなく、一気に読み進めることができる面白さでした。
10位 異世界居酒屋のぶ 34票
ここが面白い!おすすめ度★★★★★
表口が異世界に繋がっている居酒屋という、最近はやりの異世界と食事ものを組み合わせたお話は「また異世界ものか」と思わせないほど新鮮で面白いです。
舞台が現代の料理を提供する居酒屋なので、出てくる料理は我々にも馴染みのあるおでんや湯豆腐などのものばかりです。
そのため、どんな味なのかは分かるので異世界の衛兵などが初めて食べて驚いているシーンでも「それが美味しいんだよな」と改めて共感することができます。
絵も丁寧なので揚げ物などのお話では思わず食べたくなるほどです。
また、各回で1品程を取り上げているので、その食材について異世界の人の価値観と現代の人の価値観の違いも楽しめます。
うなぎの回では美味しくないからいくらでも余ってるという異世界で、大将がおいしいうなぎ料理を提供し価値観を改めさせる場面があり、異世界と現代の交わりが見られます。
従業員がお客さんをここまで暖かく迎えるお店は現実でも珍しいので、登場人物が羨ましくなります。
11位 異世界はスマートフォンとともに 31票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
異世界転生系の作品ですが、ここまで万能+チートな上にハーレムまで楽しめてる主人公:望月冬夜がとっても羨ましいって感じさせられる作品です。
手違いにより現実世界で死ぬこととなった冬夜。
そのお詫びとして違う世界で転生させてもらうことになったのですが、その際スマートフォンを転生先へ持ち込めるようにしてもらいます。
そのままスマートフォンを持ち込んでもガラクタですから、神様に万能スマートフォン的な改造を施してもらいます。
元いた世界への連絡は出来ませんが、これがとても有能。
写真撮影や地図アプリといったスマホ従来の使い方だけでなく、索敵機能を付与することで地図上に敵表示したり、表示された適をクリックしていく事で複数の敵を魔法で同時攻撃したりと魔法一つにしてもスマートフォンで超強力な魔法へと変化します。
これにより数百単位の敵相手でも一瞬にして葬り去ることが可能に。
転生時に冬夜は能力値を大幅上昇、色んな属性の魔法使用可にもしてもらってるので、それらとスマートフォンが組み合わさって超チート主人公になってます。
色んな転生系作品を読んできましたが、ここまでチート能力を身に着けてるのはいないんじゃないかってぐらいの凄さです。
またこの作品の魅力は女性にもあります。
なんとこの世界では一夫多妻でもOKなので、可愛い美少女達が次から次へと彼女へとなっていくんです。
最初は女性同士で微妙な関係でしたが、ヒロインの一人ユミナが嫁会議を開いた結果ヒロイン全員が冬夜の嫁に立候補。
これにより他のヒロイン公認のハーレム状態になります。
単純に強いだけでなくリカバリー(強力な治癒魔法)やゲート(瞬間移動)といったスキルも使えますし、冬夜の圧倒的な強さと万能ぶりがとても面白い作品です。
12位 スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました 29票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」森田季節先生によるライトノベル作品で、「小説家になろう」で人気を博し「SBクリエイティブ」から書籍化され、シバユウスケ先生により「ガンガンONLINE」にて漫画連載を開始し、多くの支持を得ている、コミカライズ作品です。
主人公のアズサ・アイザワは、高原の魔女と呼ばれ、近くの村々で慕われている魔女でした。
でも彼女の正体は、前世でブラック企業により過重労働をさせられてしまい、儚くも過労死してしまったOLの相沢梓でした。
死んでしまい、そのまま天に召されようとしていましたが、お気楽な天使に同情されてしまい、異世界転生と、不老不死のチート能力をしてもらい、不死身の魔女となった彼女。
もう仕事に追われる事はないと、のんびりとしたマイペースな人生を送ろうと、毎日スライムを倒して、少しの生活費を稼ぎ、細々と生きて過ごしてみると、早くも300年が経過してしまい、スライムだけを300年倒していたおかげでレベル99になっていたと、とんでもない事に!
無敵の魔術に不死身の不老不死の身体にと、完全無欠の最強の存在になってしまったアズサは、平穏な人生を送る為にレベル99を隠して生きようとするも、彼女を知って多くの種族が訪れてしまいます。
強さを追い求めるドラゴン美少女に、おっちょこちょいなエルフの薬師に、彼女が倒したスライムの精霊であるファルファ、シャルシャを養子にし、上級魔族のベルゼブブと、彼女の日々は賑やかになってしまいます。
平穏な人生を望んでいましたが、幸せで笑顔に包まれる日々に、彼女はさらに幸せに毎日を生きていく、そんなスローライフ・ファンタジーな作品です!
13位 蜘蛛ですが、なにか? 24票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
女子高生がいきなり異世界に転生し、しかも蜘蛛(モンスター)になってしまったという斬新な本作ですが、常にぼっち生活を送っていたという彼女はびっくりするほど前向きでメンタルが強く、しかもガシガシレベルが上がっていくので痛快そのものです。
また、肝心要のバトルシーンも、「弱者」である側の蜘蛛さんサイドがとにかく様々な策略と罠を巡らせて戦い抜いていく面白さあり、生死ギリギリの息詰まるようなハードさがありと、とにかく迫力満点で面白いのが特徴です。
いかにもゲーム的な「レベルアップにより体力全回復」などの救済措置も、読み手側にとってはむしろホッとさせられる嬉しい形と思えるほど、ソロプレイで頑張りまくる蜘蛛さんは心を惹きつけるものがありました。
極めて異色かつ主人公がモンスターという作品ですが、まったく違和感なく楽しめるだけの総合力のある作品であり、色々とヤバい竜さんたちの姿など、画力も非常に高いのも特色で、読み進めて飽きることがまったくありませんでしたね。
14位 本好きの下剋上 23票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
物語の始まりから、主人公のマインがどれだけ本が好きなのか熱く書かれています。
彼女は本に埋もれて一度死んでしまい異世界に転生するのですが、そこは紙がなく本は皮を使って作るしかないため高級品。
転生先は裕福でない兵士の娘(幼児)、しかも虚弱なので本にまったく手が出せないという逆境からスタートするわけです。
面白いのがマインの執念です。
本がないなら作ってしまえとお金がないなりに身近なもので試行錯誤しながらの本作りが始まります。
異世界の言葉を学びながら、時に粘土でまたは草を編んでと様々なチャレンジをしていきます。
この物語で私が感心したのは主人公の年齢設定です。普通その世界にないものを作っていたら周りはなんだこの子はって奇異な目で見ると思います。
まあ変な子ねくらいには見られるんですが、子供がしていることだからって前提がつくだけで大人はあまり干渉してきません。
だからマインは本を作るためにいろんなことを出来ていると思います。
いろんな人たちと力を合わせて、マインがこの異世界に紙製の本を作るという革命が起きるのかこれからも楽しみに読んでみたいです。
15位 異世界のんびり農家 22票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
まさに憧れの異世界スローライフという感じ。
何というか、箇条書きを漫画にしたように淡々と進んでいくんですよね。
主人公の日記を見ているみたいです。
もし自分が異世界に転移して好きな能力やアイテムを与えられたら、私ならスローライフか何かお店屋さんがしたいですね。
そんなのんびりした願望を叶えてくれるような漫画です。
キーアイテムは万能農具。
力を入れなくてもどんどん耕せるという代物です。
その凄さは、普通に歩くよりも耕しながら歩いた方が全然距離が歩けるというもの。
主人公は現世で闘病の末に命を落としていますので、何というか健康的な生活が一つのテーマになっているんですよね。
それを手助けしてくれるチートアイテムです。
最初は一人で異世界に降り立った主人公ですが、次々に仲間がやってきます。
それと比例して建物は増え、畑が増え、取引先が増えて一つの村に。自分が子どもの頃に妄想をした世界がそのまま漫画になっている感じで、とても楽しく読めます。
16位 宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する 21票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
現代から並行的に異世界に転移する話では、その科学技術や知識を使って英雄になっていくといったものが多いですが、本作は圧倒的な「経済力」を何のためらいもなく背景にしているという斬新さが魅力です。
もちろん、一人の流れ者が独自的に活動するよりも、はるかに強力かつスピーディに成果を生んでいきます。
だからこそ周りからの信頼も半端ではなく、目標を達成した時のやったぞという気持ちも強くなっていくわけですね。
しかも主人公が基本的に「いい人」で、圧倒的な経済力を武器に世界征服を目論んでいたり、人間を意のままに操ろうと考えたりはしていないので、全体的に強い安心感があります。
ただ一方で、「外部」からの力をタテに強烈な進化を遂げる人々の存在を他の村人や領民たちが知ったら、たとえ本人にその気はなくても、脅威そのものになるとも感じました。
とは言え、本作はそうした種々のシリアス的要素を、うまく飲んでくれる「度量」のある作品でもありますので、読んでいる側としてはスカっと痛快な物語を楽しむことができましたね。
17位 村人ですが何か? 20票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
「小説家になろう」で白石新先生によって配信された原作ライトノベル作品「村人ですが何か?」を、鯖夢先生を作画に向かえ、コミカライズされたファンタジー漫画です。
主人公の飯島竜人は、何の因果か異世界へと転生してしまい、リュート=マクレーンとして新しい生を受け、異世界で農民としての第二の人生を送る事となります。
彼は「ただの農民」として生まれ、ステータスの称号によって今後の人生が左右される世界においては、彼は最下位の職業を引いてしまいます。
優秀な幼馴染である美少女のコーデリア=オールストンは、勇者と天地の差ほどある関係でした。
しかし、彼女には想いを寄せられておりまんざらでもありませんでしたが、もう一人の幼馴染であるモーゼスの嫉妬によって殺されてしまいます。
敢え無く命を落としてしまい、死に逝く中で、龍の王と約束を交わし、意識を閉ざします・・・。
しかし、彼はチュートリアルを使い、実は異世界転生のチート特典を効率よく選ぶ事を目論んでいたのです。
どんな困難にも耐えきれる不屈さと、どんな作物を育てる事の出来る栽培の能力を手にして、本番の異世界転生を果たしたリュート。
龍の王のもとで修業し、コーデアリアを守る最強の村人へと成り上がると、異世界へと真正面に挑むといった痛快な物語を楽しめるファンタジー漫画です。
18位 賢者の孫 20票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
現実世界を生きていた主人公が不慮の事故に遭い、気付いたら異世界の人物に転生したと言う王道のストーリーです。
内容としてはファンタジー要素が強く魔法で戦っていくのは好きなジャンルなので見ていて楽しいです。
それに主人公「シン・ウォルフォード」は幼い頃から賢者マーリンに育てられたので魔法が凄く強くて、導師メリダとも関わりがあるので魔道具の扱い方にも詳しいです。
更に転生者で前世の記憶を一部持っているので、この記憶を応用して異世界でも活用させているので凄く強いです。
まさに主人公無双です!
性格も良く非の打ち所がない人物なので、見ていて嫌な気持ちになりません。
裏表のない性格なので発言してる事が全て心の底から言ってる、と言うのが分かって感動出来る部分もあって良いです。
漫画自体の出来も良く、キャラクターデザインもかなり良い方だと思います。
良い奴は良い、悪い奴は悪いって絵を見れば大体分かるしっかりとした描き込みがされています。
19位 とんでもスキルで異世界放浪メシ 20票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
料理のスキルがある人が異世界に行って腕を見せつけたり、異世界の人々にこちらの料理を披露して絶賛されたりと、「文化」の違いが明確になる料理を扱った異世界ものは非常に多いですが、本作はタイトル通り、食材集めから料理に至るまで様々なスキルが「とんでも」なほど強化されているという特徴があります。
そのため、切迫感には欠ける部分もありますが、よくよく考えてみると、中世ヨーロッパをベースに、ビシバシ熊以上に手ごわいモンスターが続出する世界で冒険していては、食事を楽しむどころではなくなってしまうわけで、せっかくのうまい料理を満喫するのであれば、本作ぐらいスキルマシマシの状態になっていた方がいい感じに映えますね。
また、本作のキモであるムコーダさんの作る料理も、シンプルなものから豪勢なものまで、実に説得力のあるうまさに溢れており、異世界であれだけおいしい食事が採れたら、スキルとは関係なしにパワーアップするのも納得という仕上がりです。
奇をてらわない異世界メシを楽しみたい方にもオススメですね。
20位 ありふれた職業で世界最強 19票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
この作品で一番面白いと感じるところは、主人公がどんどん成り上がっていく様です。
異世界召喚ものので、主人公の高校生『南雲ハジメ』はクラス内ではあまり良く思われておらず、むしろ蔑まれていた立ち位置でした。
クラスごと召喚された異世界でも、職業はあまり使えない錬成師というものですが、知恵を使っていってなんとかやっていました。
しかし、クラスメイトからの悪意によってダンジョンで孤立してしまい、さらにはモンスターに片腕まで喰われて死にかけてしまいます。
そこでこの世界に絶望しますが、なんとか生き延びる為にモンスターを倒し、それを喰らうことで一人で冒険を続けていきます。
モンスターを食ったことで使えるようになったスキル、錬成によって作り出した銃「ドンナー」を始めとするの武器、償還前の現代の知識を駆使しながら敵をなぎ倒していく様は素直にかっこよいものです。
ダンジョン内で遭遇する吸血鬼『ユエ』や、ハウリア族といううさぎ耳の少女『シア』といった女の子達が非常に可愛い点も最高です。
21位 失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~ 18票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
元々何らかの不向きな性質、ハンディキャップを抱えながらも、努力に努力を重ねてそれを跳ね返し、ついには最強になるといった事柄や作品は多いですが、本作は「最強」をよしとせず、「元々の不向き」がなければどれほどのことができるのかと考えて、今までの実績や業績、すべき役割を放り投げて転生してしまったという、ある意味では「究極のワガママ」を通してみせたのが本作です。
何かを成すには強い意思が不可欠とは言え、ここまで我が強い主人公はさすがに滅多におらず、転生したという圧倒的な強みを「悪い」とも思わずに隠すこともないなど、びっくりするほどマイペースかつ自分勝手な元賢者さんですが、読んでいて不思議なほどに嫌悪感を抱くことはありませんでした。
むしろ、ただただより「高み」を目指していくというその性格は、「軍神」として大きな役割を背負うよりも、熱い少年という方がずっと「らしさ」はあるわけで、いい感じに転生したという感じも受けることができました。
また、転生前の激しい戦いを物語るかのように彼の戦いぶりはテクニカルでもあり、その鮮やかなお手並みにも注目したいところと言えますね。
22位 異世界でカフェを開店しました 17票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
まず先に言いたい事はこの漫画はキャラクターデザインが最高に良いです。
かわいいキャラはかわいいし、カッコいいキャラはカッコいいです。
そしてみんな良い人で見ててほんわかします。
主人公「黒川理沙」がとある事情により異世界に呼び出され生活して行く事になります。
内容はタイトルにあるよう異世界でカフェを開いて行くのですが、この世界の料理は不味く殆ど味が変なのです。
その問題を解決しようと、理沙が現代での知識をフルに使って料理を作っていくのですが成功します。
料理に対しての知識も深く描かれる料理はどれも美味しそうです。
見ているとお腹が空いてきます。
そして色々あってカフェを経営する事になるのですがここからは甘い物がメインになってきます。
現代には無い様な物を使って調理をして行きますが、異世界でもしっかり通用していくので安心しました。
ですが様々な問題を1つずつ解決していくので見てる方は頑張って!という気持ちになります。
23位 デッドマウント・デスプレイ 16票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
「バッカーノ」や「デュラララ」で大人気のラノベ作家である成田良悟氏原作の異世界転生漫画です。
異世界転生と言っても、現代からファンタジー世界に移動するわけではなく、魔法が当たり前のファンタジー世界から現代に転生するという物語です。
物語は英雄「災厄潰し」とネクロマンサー「屍神殿」の戦いから始まり、舞台は現代へと移ります。
これだけだとただの異世界転生漫画と同じだと思うかもしれませんが、まったく違います。
第一話目から「ウソだろ」と度肝を抜くストーリー展開になっており、一気にこの作品の世界観に惹きこまれてしまいました。
まさに成田節全開で、今までとはまた一味違う異世界転生ストーリーになっています。
登場人物も成田氏らしいクレイジーな性格の奴ばかりで、ファンタジー要素があるにもかかわらずどこかスタイリッシュな印象を受けます。
一話目を読んだら最後、この漫画にハマッてしまうこと間違いないでしょう。
24位 無職転生~異世界行ったら本気だす 15票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
人生がうまく行かないところから異世界転生で大逆転という話は少なくありませんが、本作は引きこもりをこじらせて、親の葬式にも顔を出せずに家を追い出されたところから、真摯な努力の大切さを痛感して、転生後は幼少の頃からまったくたゆまぬことなく実力を積み重ねていたりと、非常に王道な展開が好感を持てます。
超人的なチート能力から、正しい意味で人間をやめてしまったケースまで様々な状況がある異世界転生ものの中ではかなりおとなしい「変化」ではありますが、やはり「生まれ変わった」ことで主人公の性根が良い方向にシフトし切っているため、不安感が少ないのが特徴です。
また、一見で目に分かるような違いではないものの、まだ幼少なのに大人並みの知能と判断力を備えているというのはやはりチート級のプラス能力なことが良く分かる作品でもあります。
もっとも、本作ほど良く「分かっている」少年が相手だと、邪険にしたり恐れる人も多そうですが、そうした排除の気配が薄いのも、本作の良いとおろだと思いました。
25位 二度目の人生を異世界で 14票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
90年以上も生きて大往生のおじいちゃんが、異世界にて17歳の肉体で人生を再スタートするという異世界転生ストーリー。
武装した悪漢6人を竹刀一本で叩きのめしたり、剣を持たせれば数十匹のゴブリンを屠ってみせたりする腕白な爺さんで、いったい前世はどんな人生を送ってきたのかと気になって仕方ありません。
しかも、ただ強いだけではなくて戦いを楽しんでいるような節まであります。
90年も生きていれば日本人でも戦争経験者でしょうから、もしかしたらその辺りで何か心に闇を抱えてしまうような体験をしているのかもしれません。
歳だけに前の人生の記憶はほとんど失ってしまったそうですが、いつか思い出す時が来るのを楽しみにしています。
そんな主人公「蓮弥」が異世界で出会う美女二人「シオン」と「ローラ」も、その過去や素性に何か秘密を抱えているようで、そうした謎めいた3人で行う旅は波乱に満ちていそうでワクワクしてきますね。
彼らがこの先いったい何を目指して旅をして、どんなチームになっていくでしょうか。
26位 転生しちゃったよ(いや、ごめん) 14票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
冒頭で、転生案内してくれる神様に対してきちんと敬語で話す主人公に好感が持てます。
その神様の手違いで死んでしまったとはいえ、相手が相手です。
主人公の「翔」あらため「ウィル」が他人行儀というか周囲に気を遣う性格なのは、現世での悲しい過去があったからだと分かるのですが。
そんなウィルは色々と考えながら周囲とコミュニケーションをとっていくのですが、この作品は「赤ん坊として別の世界に生まれる」というの転生もの。
まだ言葉も話せない赤ちゃんが、元学生の頭であれこれ考えながら動き回るという、なんともシュールで可愛らしい光景が繰り広げられます。
ずっと赤ん坊のままでいてくれても構わないくらいの可愛さです。
そこから3歳、4歳と少しずつ大きくなっていくウィルは段々と厄介事に巻き込まれるようになるものの、チート的な魔法や周囲から与えられる愛情によって心の傷を癒されてもいく事に。
前世では自分の事を好きになれないまま亡くなってしまいましたが、ウィルとして生きるこの異世界の人生では、今度こそ自分を愛し大事に出来る人間になっていってほしいですね。
27位 超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 14票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』は、GA文庫から刊行されている、ライトノベル作家「海空りく」先生の作品です。
代表作品に『落第騎士の英雄譚』など、落ちこぼれな主人公が努力で成長していく過程や、それを支えてくれるヒロインとのラブコメといった、王道ライトノベルのテイストを活かした作家です。
本氏の新たな新境地となる『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです』は、異世界へと転移してしまった超人的な能力と才能を持った主人公達を中心に、種族差別のある異世界を変えていく、異世界成り上がりファンタジーな様子を持つ作品です。
しかし神様からもらったチートではなく、現代社会の中で培い、それぞれに歩んできた人生で得た才能を開花させ、自身の超人的な能力や才能を活かしていきます。
超人的な能力と言ってもそれは万能ではなく、時に文明と価値観などに翻弄されながらも様々な障害に阻まれ、そうしながらも解決策や突破口を見つけ勝利を得る過程は、王道ライトノベルのテイストが活かされた作品でもあります。
そんな今作は、2016年10号の『ヤングガンガン』より漫画版が連載開始しました。
山田こたろ先生によりコミカライズされ、ライトノベル世界を忠実に再現しているところに注目があります。
個性的なキャラクターを忠実に描き、こたろ先生の独自の表現を交えて描かれる世界観は、十分な見ごたえがある作品です。
28位 盾の勇者の成り上がり 14票
ここが面白い!おすすめ度★★★★★
様々な武器がありますが、イマイチ日本人にとって馴染みが薄いのが「盾」です。
日本の場合両手持ちの日本刀が基本ですから当然ですが、西洋流の世界でも、盾は別に必須というわけではなく、片手が塞がってしまう不利を嫌って使わないという向きも多いです。
その不人気っぷりが冒頭から展開されていたり、主人公と同様に異世界に飛ばされてきた少年たちが結託して罠を張り、なんと婦女暴行犯に仕立ててしまうなど、斬新かつえげつない展開が連続するので、非常にビックリしました。
しかも、飛ばされた世界では盾は「武器」なため、他の剣や槍などが装備できないという風に、現実よりもシビアな状況に置かれてもいます。
いざ物語が動き出してみると、手ひどい裏切りを受けた岩谷自身、攻撃する手段がなくなってしまうため、必然的にパートナーを「信頼」せざるを得ず、また身を呈して守る側になる必要があるなど、そのアクションや人間模様は実に熱く、他の作品では見られない独特のものがありました。
独創的な立ち回りを楽しみつつ、重厚な物語を満喫したい方にオススメの一作です。
29位 異世界ちゃんこ ~横綱目前に召喚されたんだが~ 14票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
異世界に呼び出された力士「高良山」が元の世界に戻る為に頑張っていくストーリーです。
突然呼び出された異世界ですが力士なだけあってそこそこ戦えますがチート級の強さはありません。
横綱になるくらいの強さですが異世界ではどこまで通用するかも見ものです。
ですがこの漫画はファンタジー要素も含んでますがメインであるのは料理です。
ちゃんこを振る舞って行くのですがどれも美味しそうです。
力士が作るのでどんな料理でもちゃんこになる訳ですね。
一応異世界に出てくる素材で料理を作るのですが万能アイテム「ちゃんこ横綱」があればどんな調味料にもなるのでどんな料理も作れそうですね。
タカラヤマ自身料理のスキルは半端ないと思います。
いくら能力でレシピが分かっても調理する技術がないとダメだと思いますし。
それとキャラクターの3姉妹も素性がまだ見えてこないのでどうストーリー関わって、どうやってタカラヤマを現代に帰すのかストーリーの根幹になると思うので注目していきたいです。
30位 Re:Monster 13票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
『Re:Monster』は、金斬児狐先生による日本のライトノベル作品で、シリーズ発行部数累計52万部を記録する大人気ライトノベル作品です。
もともとはオンライン小説の登竜門である「小説家になろう」にて連載が始まり、瞬く間に人気を博し、「小説家になろう」にて人気作品となった本作ですが、書籍に伴い連載は書籍に移行され、アルファポリス-電網浮遊都市-にて『Re:Monster――怪物転生鬼――』で書籍発行されたライトノベル作品で、あり、またコミカライズされ、アルファポリス-電網浮遊都市ーの看板作品として人気を博しています。
物語の主人公となる、伴杭彼方は、前世は最強のESP能力者であり、強化処置を受け、仲間思いの優秀な人間でした。
どこか肝心な所が抜け、少しおっちょこちょいな面があるも、仲間に慕われていた彼。
でも、ある日、彼は同僚と飲みに行った帰り道に、ストーカー少女に隙を突かれ惨殺されてしまい、あっさりと殺されることになってしまいます。
彼は異世界転生をはたしてしまい、なんと最弱モンスターのゴブリンに転生してしまいます。
父親であるゴブリンの爺様に「ゴブ朗」と名付けられ、第二の人生をスタートさせますが、ゴブリンと最弱モンスターになるも、彼には転生特典があったのです。
それは前世の異能の力である、喰らった補食した対象の能力を自分の能力にする吸喰能力を持ったまま転生していたことで、彼の第二の人生は、大きく変わって行くこととなると、最弱モンスター成り上がりファンタジーとして読みごたえのある漫画です。
31位 老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます 12票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
瞬間移動の能力を持った女の子が現代の物を売る雑貨やさんを異世界で営むという、タイトルにある老後に備えてというよりは、老後にこんな生活がしたいなと思わせてくれる作品です。
現代のシャンプーや食べ物など、異世界では手に入れることができないほど高い品質のものを主に貴族相手に売るのですが、髪がさらさらになるシャンプーやお寿司などの生の魚を使った料理を食べて驚く貴族のキャラクターが愛らしいです。
貴族というとお高くとまったイメージが強いですが、物欲しさに本性というか、プライドを捨てた姿を見られるのも面白いところでした。
レトルト製品などは湯煎するだけなので、すべてが鍋から取り出されているのを見て驚いたり、現代の武器である銃やナイフなどの威力に驚いたりと、主人公だけでなく周りのキャラクターも可愛いのが最高です。
主人公ももちろん可愛いのですが、お金もうけをしようと色々考えているうちに、100円ショップの製品を高く売るなどの悪い部分が出てきたりして女の子怖いな…と思わせる部分もあったりして面白かったです。
32位 没落予定なので、鍛冶職人を目指す 12票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
自分のバッドエンドを回避するべく転生スキルを活用する作品もありますが、本作の魅力は何と言っても、そのパワフルさと自由度の高さだと思いました。
タイトルの文字だけを追っていくと、没落がどうも避けられそうにないので、セカンドキャリアを進めていこうといった雰囲気が感じ取れます。
しかし本作では鍛冶修行終了、領地の開発に街おこし、さらに学園ライフを送っていきと、バラエティに富んだ展開がテンポ良く繰り広げられます。
各キャラのちょっと間の抜けた掛け合いはそうした展開が「忙しく」ならないことに貢献していきますし、主人公をはじめとする各キャラのの前向きさとお気楽さは、物語に不必要な「重さ」を含めないことに貢献しているように思えました。
結局、自分がどうなるかの「結末」を知っており、しかも有力者の子弟な時点で極めて有利なわけですから、その状況を活用して覇道を突き進むというよりは、あえての苦難にも背を向けない主人公像の方が読んでみたいと思ったりします。
本作はそんな思いに見事に応じてくれた一作と言えますね。
33位 異世界迷宮でハーレムを 12票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
THE王道ラノベ感のある漫画なのですが、個人的には最初の導入部分が好きです。
トラックも出てきませんし、社畜でもありませんが、自殺しようと思って色々と調べていたところ、とあるサイトを見つけて異世界に行くことになります。
これが、まさにネトゲの設定のような感じなんで、文化や国の数、戦争の頻度や資源量など、全て自分で選ぶことが出来るんです。
主人公がこだわったのはボーナスポイントの方で、そこからチートな異世界冒険が始まるわけです。
ロクサーヌの犬耳が可愛らしく表現できており、バランスよく描けていたためかなり可愛らしく魅力的に感じました。
また、迷宮での戦闘シーンもうまくできており、小説版を見ている自分にとっては違和感なく見れる描写でした。
34位 異世界おじさん 12票
※コミック本がまだ出ていません。
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
トラックなどに跳ね飛ばされて異世界に行ってしまうという展開はお馴染みですが、本作は事故から十七年の時を経て異世界から帰ってきたおじさんのお話です。
無事意識を異世界から現実世界へと戻し、色々な能力をマスターしてきたおじさんですが、信じられないほどに異世界は世知辛く、美形揃いなためにオークと間違われて狩られそうになったりと、相当にえげつない経験をしてきています。
しかし、シェアハウスの概念を知らなかったり、スマホを知らなかったりとジェネレーションギャップが多くありつつも、結構何だかんだでノリが良く、話の進め方自体も秀逸ですので、必要以上に凄惨な印象はなく、むしろ優れたブラックジョークやギャグとして読み進めることができます。
十七年も寝続けていたおじさんも、そんなおじさんと同居することになった甥っ子もかなりポジティブで、「YOUTUBE」の動画配信で儲けたり能力を使いこなして送料を飛ばしたりと、意外と生活を満喫しているのが何とも面白かったですね。
35位 シロクマ転生 森の守護神になったぞ伝説 12票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
三島千廣先生原作のライトノベル作品「シロクマ転生 森の守護神になったぞ伝説」は、「小説家になろう」で掲載され、草野ほうき先生によるコミカライズされた漫画作品です。
異世界転生モノな今作ですが、なんと主人公はとんでもない転生を果たしてしまう事に注目のある今作。
この物語の主人公である久間田熊吉・享年28歳は、山に生き、山を愛し、山で死んでしまった、山系青年でした。
そんな彼が、何の因果か、異世界にてシロクマへと転生してしまい、森の守り神としてけものフレンズな美少女達を助け、現代の知識と山好きな才能と知識を活かし、異世界で本当の守り神となっていくと、シロクマ異世界ライフな漫画作品となっています。
家族を守る為に森の中で生きる、ヒロインの獣耳美少女のルルティナ・ベルベーラは、人間から忌み嫌われるウェアウルフと呼ばれる頭に犬耳としっぽを持つ亜人であり、故郷に人間に滅ぼされてしまいます。
彼女は妹達を守る為に、人里離れた森の奥へと避難し日々を過ごしていましたが、自分達を追ってきた人間達に追い詰められ、絶体絶命の危機を。
そこへシロクマへと転生した久間田熊吉ことクマ吉が窮地を救い、彼女達を助けていきます。
スローライフなファンタジーの装いがあるも、モコモコな癒しのあるファンタジー漫画でもあります。
モコモコなケモノに癒されたい人におススメしたい、そんな漫画です!
36位 夜の世界は美しい 11票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
「夜の世界は美しい」は、とても摩訶不思議な物語であり、考えさせられる内容です。
主人公のさおりと、その弟の悟との姉弟の物語です、さおりは男性が苦手で、弟は病院で入院しており、体はかなりやせ細ってしまいます。
弟の悟が描く奇妙な不気味な絵、それは悟が毎晩見ている夢だという。
ある日病院からいなくなった悟を探し、さおりは家族で昔行ったある神社を思い出し、そこに向かいます。
その神社の中に入ると足元の床が抜け異世界の世界に入り込み、辿り着いた場所はまさに異世界であり、悟が描く不気味な絵その物の世界でした。
元の世界に戻る事も出来ないので、さおりはこの世界でキャバ嬢として働き、悟もこの世界にいると信じて探す物語です。
男性が苦手だったさおりは、色んな人と接触していく内に大きく成長していき、これは作者が伝えたいメッセージが沢山込められているように見えるこの作品です。
想像次第で、色んな解釈ができるのも、この作品の魅力の一つで、二人がいた世界が謎だらけなのもミステリアスで面白いです。
37位 迷宮ブラックカンパニー 10票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
異世界に転生するとなると、多くの場合は現代的な「仕事」とは無縁になることが多いですね。
中世ヨーロッパ風の世界なだけに、誰かの弟子になって奉公したり、軍隊や冒険者の一員となって力を振るうことはあっても、そもそも「企業」の概念が希薄なので今風にノルマに縛られる感じにはなりにくいのです。
しかし本作の場合、ガッツリ系のブラック企業での採掘担当ですので、まるで十九世紀の仕事場のような「今風」が手ぐすねを引いて待っている感じであり、そうしたヤバい積み重ねから逃れるための「出張」の危険度は、そこに輪をかけて強烈なものがあるなど、徹底的に救いのない状況が描き抜かれているのにはビックリしました。
もっともその「犠牲者」になるのが、稼ぐためには手段を選ばない、自分の幸せのためなら人を食いつぶしても全然OKな生き方をしてきたキンジですので、同情の余地がまるでなく、むしろサクっと痛快な雰囲気があるのがいいですね。
美少女な感じのリムちゃんも殺意満点で、うっかりキンジとラブラブになりそうな雰囲気を感じないなどの純度の高い物騒さも、他ではなかなか見られないポイントだと思います。
38位 転生したら剣でした 10票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
まったく縁もゆかりもない人間に転生してしまうことも、異世界ものでは少なくない感じですが、本作の転生対象は「剣」、つまり無機物です。
しかも剣には車のように移動するための車輪があるわけでもなく、憑依ものとしてメジャーな人形のように、色々とアクションを示して意思を疎通させるのも難しく、場合によっては身の毛もよだつような「仕事」に使われたりされかねない難しい立場です。
しかし本作はそんな道具としての悲哀を全面に滲ませつつも、むしろ剣という運命を切り開けるだけの強さを全面に押し出して、格好良く仕上げられていたところに好感が持てました。
また、剣さんがやたら強力なまさに名刀といったレベルの高さを示していますが、その割に剣さんは饒舌でしかも好き勝手に動けたりと実に個性豊かで、いわゆる「剣」の概念を破壊してしまうほどの活躍を見せているのには素直に笑いました。
一方で、多くの場合使用者の意思にしたがって使い倒されるという、共通の「性質」を持った「二人」が手を組んでいくなど、実に熱い王道な物語が展開されている点も良かったですね。
39位 神達に拾われた男 10票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
いきなり主人公の竜馬が死んだところからストーリーが展開していきます。
最初竜馬は、自分が死んだ事に対して、そこまでショックは受けてませんが、数々の頭の衝撃にも耐えてきた頭が、寝ている時にクシャミを4回して、ベッドから落ちて、床に頭をぶつけて死んでしまった事を知って、かなりのショックを受けます。
この漫画は、この世とあの世の間の世界を中心に描かれていて、あの世に行くか、また生まれ変わりをするのかを決める場所になっているようです。
その際に、この漫画では、特に主人公の竜馬があの世に行く事は選べず、生まれ変わる事を神から指示されます。
それに対して、特に竜馬は拒否する事もなく、素直に受け入れます。
さらに生まれ変わる場所が、魔法の国という事で、自分である程度、取得できる魔法を決めて生まれ変わりをするという設定で、もしかしたら私達もこの世に生まれてくる際に神と相談して、様々な人間としてのスキルを選んで生まれてきたのかなと思いました。
それが個性というものかなと、考えさせられる内容の漫画となっています。
実に見事に、死後の世界を表現している漫画なので、とても面白いです。超おすすめです。
40位 賢者の弟子を名乗る賢者 10票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
VRMMOのゲームでた主人公は「賢者・ダンブルフ」として老人姿のアバターを使い、ゲーム世界にその名を轟かせていました。
ある夜、化粧箱というアイテムを使い、アバターの姿を自分の好みの女性にキャラメイクした所からストーリーは進んでいきます。
主人公は起きるとなんとゲームの世界で目を覚まし、さらに自分の姿がキャラメイクした女性の姿になっていると言う驚きの展開です。
この事がバレてはいけないと思った主人公は、タイトル通り、自分の事をダルフレアの弟子「ミラ」と名乗る事にしました。
そしてログアウト出来なかったり、ゲーム世界が30年経過している問題を解決しようと旅に出かけます。
この漫画の魅力はミラちゃんが本当にかわいく、見た目は少女なのですが自分の事を「わし」と呼んだり、「~じゃ」と言ったりする口調なのが本当に最高です。
イラストもかわいく、萌え要素をいっぱい詰め込んだ感じがします。
41位 ポーション頼みで生き延びます! 9票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
物語が進みレベルが上がっていくと、わざわざ購入するのが面倒だったり、回復量が少なかったり、あるいは呪文でパパッと治す方が便利だったりと言うことで、とかく敬遠されやすいのがポーションですが、本作ではポーション生成能力に的を絞ったカオルと、カオルが作るポーションが主役となった作品です。
まず何よりもカオルのメンタルが強く安定しているのが素晴らしいですね。
自らの死、そしてローマ時代のような世界への転生という衝撃の事実の前にまったくうろたえず、「神様」たちを責めもせずに、冷静な交渉によって自らの最善になる選択肢を導き出していくその導入からは、明らかに彼女が「大丈夫な側」なのだというのがうかがえます。
しかもポーションに関わる能力から言語能力までバッチリなので、ちょっとやそっとのことではメゲる心配もしなくていい感じですし、またカオルのメンタルがかなり強力でもありますので、現実に流されるのではなくむしろ現実をいい感じにアレンジしていく側になっているので、権力者の「道具」になるような心配がないのもいいですね。
42位 魔法使いの印刷所 8票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
コミケからの帰宅途中にファンタジー世界へ転生してしまった紙谷美香。
魔法が存在する世界に転生したのに、自分は全然魔法が使えない事に愕然とするヒロイン。
元の世界に戻る為の魔法の知識を集めるため、魔導書の即売会『マジック・マーケット』(マジケ)を開催するようになったらなんと魔術師達から大人気に!
中に人が入り空を飛べるけど、ずっと中にいると窒息してしまうという欠陥のあるシャボン玉が。
そんな魔法などをチェックするのが『マジック・マーケット』準備会代表の美香の仕事です。
世界初の『マジック・マーケット』が成功した後、コピー魔法だけは使える美香が、魔導書を量産する印刷会社『主人公印刷』の社長になってしまいます。
第2回マジケにはなんと5万人が来場し魔導書を早く手に入れる為に「開幕ダッシュ」を狙う魔術師達と警備の騎士団による攻防戦があったり、神話BL本を巡って会場で鉢合わせした恥ずかしい貴族の親子がいたりします。
また、封印された誰も抜けない聖剣を裁断機に利用したり、第3回マジケには魔王が降臨して大騒ぎになったりと、エピソードもぶっ飛んでいる面白さがありつつ、ファンタジーな世界観も楽しめる作品です♪
43位 八男って、それはないでしょう! 8票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
出世から復讐まで、転生者の目的も様々ですが、本作のヴェルは実に王道かつ正道な形を保って、その時代に合った生き方を選んでいます。
冒険者学校の楽しさや、クラスメイトたちとの若者らしいやり取り、そして胸躍る冒険や逸話の数々など、王道系ファンタジー作品に必要なエッセンスがぎゅっと凝縮して盛り込まれている上に、転生者であるためヴェルの性格も温和かつ大人であり、実に安心して作品を読み進めていくことができました。
タイトルにもありますが、一見して雲の上の存在であり実際に希少な貴族たちではあるものの、三女だったり五男だったり。
ましてやヴェルのように八男だったりすると、財産分けなどにもあずかれず、放っておくと困窮一直線になってしまうなど、リアルな中世から近代までのヨーロッパの「貴族たち」の実情を描いています。
また不死者にも様々な種類があり、その中で切ないストーリーを盛り込んでいるなど、非常に骨組みがしっかりして分厚い物語を楽しんでいけたのも大満足のポイントでしたね。
44位 人狼への転生、魔王の副官 はじまりの章 8票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
人狼という存在自体は人の姿をとるとはいえ魔族なので、結局は人間種族の事をいまいち理解してやれないようですが、そこに元人間の主人公を転生させるというのが上手いですね。
これによって主人公のヴァイトは魔族と人間の双方を理解し、どちらの気持ちも汲んでやれる貴重な存在になります。
彼は魔王の命に従い、自分と同じ人狼族の魔族などを率いて人間の街を襲撃します!!……といっても手加減を忘れません。
魔王軍の傘下でありつつも、ただ力押しで敵を蹂躙するのではなく、人間をなるべく傷つけない平和な解決手段を探っていくヴァイト。
戦闘やトラブルの規模が彼の裁量で何とかなるレベルの内はいいのですが、これから両種族の争いがもっと大規模になっていった場合にいったいどうなるのやら。
そうした時、はたして彼が戦う事になるのは人間なのか、それとも魔王軍なのか?
人間と魔王軍と両者の間で板挟みになりながら戦う事になりそうなヴァイトと、出会った人間族の少女アイリアがどんな物語を紡いでいくのか楽しみです。
45位 邪竜転生 8票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
死後、強大な力を持つ邪竜へと転生してしまった元サラリーマンは、しばらくは森に引きこもって静かに穏やかに暮らしていていました。
その理由の一つが弱いスライム達を守るためというのがいいですね。
自分の存在が悪者達を呼び寄せているという部分もあって、やがては森に結界を張って外の世界に旅立つことにはなるですが、外に出てもやっぱりか弱い者の面倒を見ていくあたりが彼の魅力です。
気になったのは邪竜の過去・・・この元サラリーマンが転生してくるよりもずっと前に邪竜が行っていたという神殺しでしょうか。
ジャーも序盤で魔王をあっさりと滅ぼしているとんでもないヤツですけが、それ以前の邪竜は神様達を皆殺しにしてしまったのだとか。
本当に全滅させていたのなら報復も無いかもしれませんが、もしも生き残りがいたらと考えると彼らの旅もこれから不安になってきますね。
神々との再戦を見られるかもしれないという期待も湧いてきますが、サラリーマンが邪竜に転生した謎も含めて、今後の展開がとても楽しみです。
46位 四度目は嫌な死属性魔術師 8票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
冴えない人生を送っていた人もたちまち凄い強者になれる可能性があるのが異世界転生ですが、手違いやシステム上のバグのような間隙を縫って力を高められるということはつまり、逆に忌まわしい事態も起こりうるということです。
この作品はまさにそうした「不幸」を強烈に叩き付けられるような展開が印象的です。
何しろ冒頭から、人違いで能力を他人に授けられてしまい、主人公は「最低以下」の人生を送るハメになったりするわけですから。
普通の転生ものと言うよりは、むしろ主人公サイドが死ぬことが前提となる設計になっているゲームのような雰囲気があります。
本作はその「不幸」つまりは他の有力者からのえげつない仕打ちの描写が強烈なので、読み手にとっては「自分が殺された」的な「恨み」を持ちつつ物語を読み進めていくことができます。
そのため、ヴァンダルーがどんな道に進んだとしても、「ガッカリ」することがないのは読み手として脱落しにくいという意味で優れ、「動機」もまた強烈です。
禍々しい響きがある「死属性」の魔法を使うのにふさわしい主人公の活躍を楽しみたいのならオススメの一作です。
47位 幻想グルメ 8票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
原作の小説だと説明だけしかなく、美味しさがいまいち伝わりにくい部分もありとても残念でした。
せっかく良い内容なのに、肝心の美味しさや伝わりにくく、以前から漫画化を希望していたので、この作品は待望の作品でした。
同じグルメを主題とする「異世界食堂」にも通じる中身になっていますが、画力が素晴らしく、どの料理もしっかりと美味しさの伝わる内容になっています。
やはりグルメ漫画はそれを表現する画力がなければ話になりませんからね。
他のグルメ漫画などとは違いメニューにもオリジナリティがあって、こんな料理があったらいいのにと思わせてくれるものばかりで、見ている最中もよだれが出てきます。
食品や食材に関する知識もしっかり備わっており、内容もしっかりしている上に、コミカライズで笑える面白い漫画になっています。
基本的にはほのぼのした感じですので、そこもまた好きなポイントです。
48位 駆除人 8票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
「駆除人」は投稿小説サイト「小説家になろう」で花黒子先生によって配信されたライトノベル作品で、浅川圭司先生よってコミカライズされた異世界ファンタジー作品です。
主人公のコムロ・ナオキは、地球でごく普通の清掃員兼害虫駆除業者として働いていましたが、ゴミ屋敷の掃除中に不慮の事故で死亡してしまい、何の因果か転生して異世界へやってきてしまいました。
今までいた世界とはまるで違う、異世界で過ごす事になったナオキは、駆除人として異世界に生きる事になっていきます。
ただの一般人であり、魔法や剣の腕もからっきしで、魔物と戦うのは無理でも、彼には長年培った駆除の仕事の腕前と知識がありました。
地下に潜む魔物を毒入りの餌で排除し、駆除人としての知識を取り入れながら魔物退治をしていた彼は、いつのまにか身体に異変を生じさせてしまい、チートな能力を身に着けてしまいます。
やがてギルドから凄腕の冒険者となってしまい、仲間と共に様々な事件に関わっていく事となる、美少女に女騎士にエルフと、さえない男性が異世界で成り上がる冒険ファンタジーです。
49位 骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中 8票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
主人公の「アーク」がカッコいいに尽きます。
アークはゲーム内のアバターで何故か現実世界から異世界に転生してしまいます。
そしてゲーム内最強の武器防具で見た目もカッコ良くて、レベル255で覚えてた魔法は全て使えると言う最強設定!それに正義感があって本当に騎士っぽくてカッコイイです。
ですが唯一アバターの姿を骸骨人間にしてしまったので、鎧を脱ぐことが出来ませんが今の所そこまで問題じゃなさそうで今後何かしらの問題に遭遇するのかな?と思いました。
内容はファンタジーなのですが暗い話題もあって見て辛い部分もあって考えさせられます。
ですがアークが戦闘面での問題を大体解決してくれるので見ていて爽快感があります。
本当にアークカッコイイです。
キャラクターイラストも基本的に悪くないですがアークの描き込みは本当に凄いと思います。
馬に乗っているアークの一枚絵は本当に綺麗でカッコ良かったです。
アークの事しか言えてませんがこの漫画の魅力はアークに詰まっていると思います。
50位 異世界魔法は遅れてる! 8票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
主人公である魔術師・八鍵水明が現代日本の裏世界で発展し続けていた魔術を使って、魔法使いの魔法に対して圧倒的な差を見せつけるシーンが壮快で最高に面白かったです。
最初の無双は、後にヒロインとなる宮廷魔導師フェルメニアとの戦闘です。
主人公が格好よすぎます。
原作小説の頃から好きな主人公でしたが、漫画になってさらに好きになりました。
主人公は魔王のような雰囲気を出し、この世界の魔法では自在に使用する事が不可能な魔方陣を空中に投影して自由自在に駆使するのですが、この魔方陣のビジュアルが凄く美しく迫力あるものでした。
主人公が魔方陣を出して威圧しているシーンでは、漫画なのに魔方陣がリアルで光輝いているかのように見える程に描かれており、興奮が止まりませんでした。
そしてフェルメニアが自身で最強と思っている攻撃をあっさりと防いだりして格の違いを見せつけます。
懐から液体金属の入った試験管のような容器を取り出して、液体金属の剣を作る場面もロマン溢れており、格好いいものでした。
この漫画は主人公が戦闘になると、クールな魔王様のような圧倒的な強キャラ感を出してくれるのがとても格好よく、胸が熱くなります。
51位 異世界建国記 8票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
主人公は天涯孤独の身で、現代日本で不慮の死を遂げ異世界の少年に転生します。
深い森の中で目を覚ました主人公は、グリフォンの縄張りに足を踏み入れてしまい、あわや喰われてしまいそうになったところをグリフォンの恩情で生かしてもらう事になります。
その代わりに森に捨てられた孤児たちの面倒を見る事になるなります。
主人公はグリフォンから「アルムス」の名前を授かり、「子供たちのリーダーとして3年以内に自分たちだけで自活するよう」にとグリフォンから言われて、自分たちの国を作る事を決意するのでした。
異世界ものらしく、何の力も持たない少年たちが現代の知識によって少しずつ自分たちの国を作り上げていく様子がワクワクして読めます。
子供の頃に秘密基地を作って遊んだ感覚を思い出す作品です。
また主人公以外の少年、少女たちも少しずつ力をつけていき、一つの国を作っていく様子がどんどん楽しみになっていきます。
派手な戦闘などはないですが、子供たちが食を得、職を得、国を作っていく様を楽しめるよい作品だと思います。
52位 異世界温泉に転生した俺の効能がとんでもすぎる 8票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
主人公が急死して異世界に行く作品は多いですが、本作では何と主人公が「温泉」に転生してしまうという超異色作です。
もちろんその場からは動けないものの、意識や感情はバッチリ残っているため、イイ感じの異世界美少女たちにこっそり大興奮することもできます。
主人公視点だと確実に温泉が主軸になる関係上、物語的にごくごく自然な形で、女の子たちの裸が見られるといった展開も満載です。
また異世界ものの定番展開として、「主人公のレベルアップ」もしっかりと用意されており、レベルが上がれば上がるほど温泉施設としてグレードアップしていったりという展開が読む人の爆笑を誘います。
考えてみれば中世ファンタジーっぽい世界を舞台にしている関係上、現代流のシステム化された温泉が際立たないはずもなく、そうした面でも主人公(温泉)の「モテモテ」ぶりを堪能することもできる作品です。
主人公がまるで動けないという転生ものでは珍しい作品ですが、斬新さや面白さもまったく文句なしのクオリティで、グイグイ読み進めることができますね。
53位 異世界で『黒の癒し手』って呼ばれています 8票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
RPGの世界が好きな女子大生・神崎美鈴は、ある日不思議な黒い手により異世界へ引きずりこまれます。
RPGの世界で魔法も使える事がわかりますが、魔物を倒すのは可哀想だし生々しくてグロいのが辛い美鈴。
『隠密』や『索敵』といったスキルまで使える美鈴は、魔物を避けてファンテスマ王国の騎士『赤獅子』と『氷の貴公子』に出会います。
そこで回復魔法を使える美鈴は、この世界では珍しい回復魔法を使える『癒し手』だった事がわかります。
生活するためのお金を稼ぐために冒険者デビューをして、可愛い翼犬ノエルと仲良くなったり、冒険者を目指す若者・クモンと知り合ったりする中、美鈴の前に貴族の陰謀や謎の勢力が迫ります!
美鈴が転生してから夢の世界でよく出会う綺麗な男性はいったい誰なのか?どうして美鈴はこの世界へ来たのか?元の世界に戻る方法はあるのか?
ストーリーの続きも気になりますが、表情豊かでコミカルに可愛らしい美鈴が見られるのは漫画版の醍醐味だと思います♪
54位 二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む 7票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
流れ者だったりする場合が多いために、便利に使われる使い捨てとも言えるような状況に置かれることも少なくないのが「勇者」です。
その勇者がもっともひどい形での裏切りに遭遇し、汚名を着せられ抹殺されたのちに、徹底的な復讐を誓って蘇るのが本作です。
ともかく、完璧に主人公サイドが「出来上がっている」ため、その残虐性や冷徹な思考方法、徹底的なやり口等々に関しては一切の情け容赦がありません。
また中途半端な「和解」の道も存在しないので、他の転生ものとは明らかにレベルの異なった描写を見ることになります。
あまりにその「恨み」と晴らすための「方法」が徹底しているので、万人向けとは言いにくいです。
だからこそ、純度の高い復讐ものを読みたい方、ヒドいことを主人公にしてきた連中にやり返してやりたいと思っている方にはハマるのではないかと思われます。
半端な「癒し」がないだけに、かえって清々しい部分があるのもまた事実です。
55位 村人転生 最強のスローライフ 6票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
神様のミスにより亡くなってしまった主人公が、異世界の田舎に転生させてもらう事になります。
主人公の名前は「ヴィベルファクファニー」通称べーとしてこの異世界で生活する事になります。
内容はのんびりとした田舎ライフですが、異世界らしく魔法の要素も出てきます。
主人公はチートではない、3つの能力を持っています。
1つ目が怪力で、5トンまでは持てる
2つ目が制限なしで魔法が使える
3つ目が結界作成できる
・・・十分なチート能力ですね!
これからいろいろな敵とかが出てくると思うので、この能力で無双するのかと思うとワクワクします。
キャラクターデザインも悪くなく上手な方ですし、全体的に男性はカッコいいし、女性や子供はかわいいタッチで描かれています。
56位 聖者無双 6票
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
「聖者無双」は現代日本で不慮の死を遂げたサラリーマンの主人公が、異世界に転生して治癒士ルシエルとして成長していく物語です。
主人公ルシエルは転生時に授かったスキルで治癒士となり、今度こそ老衰で天寿を全うするという目標を立てて生きていく事を決意するがそうは問屋が卸さないのです。
様々な幸運に恵まれてどうにか初級魔法のヒールを覚えたルシエルは、治癒士は治療して法外な治療費を請求する悪徳治癒士も多いという現状を知ります。
そして治癒士ギルドとあまり仲がよくないという冒険者ギルドへ足を踏み入れて、そこで訓練を受けながら冒険者達にヒールを施すという仕事を得ます。
だんだんと強くなっていく主人公ルシエルが見ていてワクワクさせてくれますし、厳しい訓練にも音を上げずくらいついて行く様は感動させられます。
主人公ルシエルは悪徳治癒士から命を狙われたり、その活躍を疎まれて中央へ派遣されたりと陰謀に巻き込まれたりもしますが仲間の助力や鍛えた自身の力で乗り切っていくので展開も飽きません。
異世界ファンタジーの王道とも言える作品ですので一度読んでみていただきたいです。
57位 自重しない元勇者の強くて楽しいニューゲーム 6票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
勇気がある者と書いて「勇者」ですが、モンスターというごく限られた対象と戦うスキルだけを持ち、組織にも何にも属していない流れ者の彼らは、他の世界にも順応することは非常に難しいものです。
そんな現実の難しさを滲ませつつ、難しいことはいいから楽しもうぜという主人公の姿勢を明確にしているのが本作です。
何しろ、魔王と相打ちになり世界を救い、現在に転生したまではいいものの、七十連勤の後に「転生トラック」で死亡というのでは、この世に「居場所」を見つけるのは難しいです。
もはや魔王を仕留めたことで「役目」は果たしたということもあり、実に自然な形での勝手気ままな異世界ライフを楽しむことができます。
「修行」したりといった辛い部分が大胆にカットされているかわりに、よりパワフルな印象が強まり、スカっと痛快な気持ちを味わうことができましたね。
58位 異世界薬局 6票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
「魔法のように病気が治る」、「魔法のように元気になる」といった感じで言い回しに使われる「魔法」ですが、中性型世界での「医療」のレベルは極めて低いものがあり、まったく科学的根拠のない「治療」や、毒薬でしかない「妙薬」がごく当たり前のように使われていた時代でもありました。
そうした時代に現在の天才薬学者が転生してきたらどうなるのかというのが本作のテーマです。
もちろん剣と魔法が支配するタイプの世界ではあるのですが、人を倒したり魔物を蹴散らしたりするのがメインのテーマではないので、相手を出し抜く嫌味さはなく、また、現在流の進んだ科学や知識に関しても、「人を助ける」という単純かつ崇高な目的に用いられるので、「上から目線感」がまったくなく、ドキドキワクワクしながら読み進めることができました。
また、中世における「病人」に対しての非人道的な扱いなど、教養として是非身につけておきたい知識が楽しみながら得られたりするのも面白いところです。
医療ものの痛快さが好きだが、生々しいシビアさは嫌だという方にもオススメできる一作です。
59位 レジェンド 6票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
主人公「レイ」が事故で亡くなり、魔術師ゼパイルの後継者として異世界に転生する所から話は始まります。
最初からレイはチート的な能力を持っており、戦闘面に関しては今の所無敵だな上に、不老処置や驚異的な回復力などを思っているのでもうずっと大丈夫かな?と思ってしまいます。
驚異的なのはスキルや武器だけでなく、主人公自体はこれからまだ強くなる伸びしろをがあるのは驚きです!
面白い要素として、魔石を武器や魔獣に与える事で新しいスキルを使える様になるのが、RPG要素があって面白いと思いました。
最初に出た一門はどう関わってくるのかも興味がありますし、キャラクターも全体的に良くしっかり描かれていると思います。
このストーリーで重要になってくるのはレイが生み出した魔獣グリフィンの「セト」で、知力もあり自分自身で判断出来て頭が良いです。
そして何よりかわいく、表情が豊かで確かにモフモフしたい気持ちも分かります。
60位 マヌケなFPSプレイヤーが異世界へ落ちた場合 6票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
多くの場合、人間界から異世界へ転移する場合は、「裸一貫」の状態が基本な感じです。
だからこそ現代の科学力が生きず大変だという面は確かにありますが、しかし本作は現代銃器を駆使するFPSの最中に飛ばされたために、魔物を相手にするにも圧倒的な「火力」で迎撃が可能だという点が斬新です。
ある意味「戦国自衛隊」シリーズのような雰囲気がありますが、こうしたファンタジーと近代兵器が融合し、しかも主人公サイドが兵器で相手と対峙するような作品は非常に珍しいため、今までなかなかゲームなどの世界でも味わえなかった緊迫感と充実感を味わうことができました。
また、作品世界の魔物たちがかなり「本気」で友好的な感じはまったくないので、心おきなく銃器の力を使うことができるし、またそうしなければ生き残れないようなシビアさも滲んでいますので、屈託なく格好良いアクションとストーリー展開が楽しめるのも大きな魅力でした。普段FPSをやらないという方にもおすすめの一作ですね。
61位 100万の命の上に俺は立っている 5票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
現実世界と異世界を頻繁に行き来できたり、パーティの誰かが生き残っていれば死んだ仲間も数十秒で蘇ったりできるという設定が面白いです。
物語を引っ張る大きな謎も用意されており、「この異世界は何なのか?」「自分達の未来にいったい何が待ち受けているのか?」と続きが気になって仕方なくなる作品です。
何より、主人公「四谷友助」がとても面白いキャラクターになっています。
四谷が見せる行動力や冷静さは、この異世界バトルに相応しいトライ&エラーを繰り返すものですが、それだけではありません。
序盤のスマホ破壊シーンをはじめに、大真面目に生きながらも時として笑いを呼んでしまうような主人公なのです。
この四谷のおかげか作品に爽快感やスピード感が生まれていて、一度読み始めるとページをめくる手が止まりませんでした。
彼がこういう人間になったのにも過去に理由があるようで、その辺りの過去がとても気になりますね。
そして異世界で待つ10のバトルが終わった時、この二つの世界がどうなってしまうのかも楽しみです。
62位 魔王になったので、ダンジョン造って人外娘とほのぼのする 5票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
洞窟や塔あるいはお城といった、「ダンジョン」と呼ばれる場所の奥深くに住んでいるのが、ファンタジー世界では「魔王」と呼ばれる存在です。
ダンジョンは外敵を追い返すにも生活をするにもごちゃごちゃとし過ぎていて不便な印象がありますが、そこに「必然性」を持たせたのが本作です。
普通の人間が「魔王」として転生したという意味でも珍しい作品ですが、非常に手間がかかりそうなダンジョンでの生活や建造に関しても、とても便利なシステムが完備されています。
悩んだり下働きするような手間が大幅にカットされているのは、読み手としては嬉しいところでした。
また、のんびりハーレムとは言うものの、僻地でのダンジョン暮しをしていることもあり色々なことが起こってくるので、物語上のメリハリもしっかりしており、可愛い女の子たちというキモの部分を満喫できるのも良いところだと言えるでしょう。
シビアなシーンは少なめですが、その分殺伐としていないのもいいですね。
63位 金色の文字使い 4票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
主人公「丘村日色」が学校のクラスにいたら、異世界に召喚させられたと言う不運なストーリーです。
ヒイロは勇者ではなく、他の4人のクラスメイトが勇者というのがまた不運です。
ヒイロは巻き込まれた者で何の特性もなく、色々なトラブルに巻き込まれていきます。
何も特性がないヒイロですが唯一のスキル「文学魔法」が使え、これが便利で日本語の文字を記入するとそれが具現化したり自分にエンチャントされます。
まだまだ話は序盤みたいなのでこれからどうやって活躍していくのか、ストーリーの内容も今後どう展開されるか気になります。
キャラクターデザインもしっかり描かれていて描き方も上手いですし、バトルシーンも迫力があって面白い漫画です。
64位 異世界法廷 ~反駁の異法弁護士~ 4票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
司法試験に5回落ちている主人公「椎葉悠人」がうっかり橋から転落死してしまったところを、異世界のロリ神様に拾われて異世界弁護士となります。
悠人が選ばれたのは、彼が優れていたからではなくて「タイミング良く死んだから」とか「お主は元の世界でたいした影響力を持ってないから」とかだったのには笑いました。
しかし前の世界ではそんな落ちこぼれだった悠人も、いざ異世界での法廷に立つとしっかり弁護を開始。
登場人物は中世貴族やエルフなどファンタジーな顔ぶれになっているものの、法廷バトルがとても読み応えのある展開になっています。
話が進むにつれて扱われる事件もだんだんと難しいものになり、ミステリー要素も強くなっていきます。
神様の趣味で日本の法律を取り入れたとはいえ、ファンタジー世界ですので、「犯罪に魔法を用いる」ことなど普通の裁判では出てこない要素が事件に影響を与える事も。
そういった部分がまた推理を難しくしていて楽しく、コミックス全3巻でまとまっていて読み易いというのもあり、オススメの異世界漫画です。
65位 異世界で最強の杖に転生した俺が嫌がる少女をムリヤリ魔法少女にPする! 4票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
この作品は魔法少女好きな男性が事故死し転生した先で魔法少女に変身するための杖に転生していたというお話です。
漫画を読んだ感想としては魔法少女になる対象である少女のお色気が大半を占めているという感想を持ちました。
もともと魔法処女としての服装として非常に露出の多い格好であり、敵からの攻撃によって頻繁に服が破けるのでそのような需要を対象にした漫画だと思ったのです。
バトルシーンに関しては非常に手堅い所をついており、わかりやすくもかつ迫力のある展開に意外と面白いと思ってしまいます。
魔法少女の杖は途中から元の人間に戻ることができるという事が発覚しますが、人間になった男性とこの魔法少女とのラブコメを楽しむという要素もこの漫画の一つの楽しみなのではないかと思います。
気軽に読むことができるので非常にすかっとしますし、話の展開もストレスフリーですので非常に読みやすい作品です。
66位 異世界でスキルを解体したらチートな嫁が増殖しました 概念交差のストラクチャー 4票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
スキルを他人に与えたり明け渡したりする事が可能な世界に、スキルを再構築する事により全く新しいレアスキルを生成できる主人公「ソウマ」が召喚されます。
そんな世界の仕組みに相性抜群な力を持ったソウマが我が物顔で大暴れしていくのかと思いきや、むしろ周りに力を隠してひっそりと生きていこうとするのが面白いです。
それは「デキるところを周囲に見せると、次はそれ以上の働きを要求される」というありがちな悲劇から逃げ回ろうとしたためなのですが、はたしてどこまで隠し通せていけるのか?
ソウマも健全な男の子ですから、目の前で可愛い女の子が苦境に立たされているとついつい力を使ってしまいます。
実際この漫画版のヒロイン達、「セシル」や「リタ」はとても可愛らしく描かれているので、周りに知られずに「楽に生きる!」という心情を曲げてでも助けたくなるのは分かります。
このまま力を披露し続けると最初に断った王様の依頼である「勇者として魔王を倒す」に近い状況になっていくかもしれませんね。
そんなソウマがこの世界でどこまで自分の生き方を貫いていけるのか楽しみなお話です。
67位 ブサメンガチファイター 4票
ここが面白い!おすすめ度★★★★★
超エリートからガチガチのニートまで、あらゆる経歴を持つ人が異世界転生に直面してきましたが、その多くでは、たとえ現実では冴えない人生を送っていたとしてもルックスもいい感じに補正して人生を謳歌していたものです。
うっかりルックスを超最悪にした上に、異性接触に強烈なペナルティを設けた本作の斬新さと説得力は凄いですね。
何しろ、現代日本とは違う中世欧州寄りの世界なだけに、基本あらゆる差別が「許される前提」が存在していると思える作品世界で、常識を超えてルックスが悪いというのは、それだけで激烈なハンディキャップにもなりえます。
何より、生まれ変わりという絶好機を完璧に逃してしまったという「やっちゃった感」が、他作品よりもずっと強いのが特徴です。
頭を捻り人と協力すればほとんどの問題は解決できそうなものですが「たったそれだけのため」に、容姿という「資質」をすべて吹き飛ばしてしまった本作のキツさと面白さは筋金入りなものがあります。
主人公の見た目が「作品的配慮」がない「本気」なのも、読んでいる際の盛り上がりに貢献しています。
68位 グッバイ! 異世界転生 3票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
今までの転生モノとは違って、異世界側が現代に転生してストーリーが進んでいきます。
主人公「神ヶ崎勇弥」は異世界では勇者としての才能があって、現代の勇弥が亡くなれば異世界側の勇者が復活すると言うストーリーなのです。
勇者と慕って転生してきた異世界の姫アンジュが殺しにくるし、敵かと思っていた魔王の姫ルシエルが仲間なるしと予想外な展開に。
転生先の事を考えれば合点がいく話なのですが、このそういう裏をかくストーリーは面白いと思います。
普通に過ごしていた日常が、簡単にファンタジーになってしまいますね。
キャラクターも魅力的で、女性キャラはだけでなくモンスターも個性があり、早々に退場しちゃいましたがゴブリンAさんかっこ良かったです。
まだまだ始まったばかりのストーリーなので、これからどっちに転がるか分からないので今後に注目したいと思います。
69位 姫騎士がクラスメート! THE COMIC 2票
ここが面白い!おすすめ度★★★☆☆
異世界転生の漫画や小説は今たくさんありますが、高校の一クラスが丸ごと転生するという設定は面白かったです。
冴えないぼっち男子と主人公「小田森」と、クラスの中心人物だった学級委員の女の子「姫野」が、それぞれ「魔隷術師」と「姫騎士」になって再会し、しかも主人公の方がご主人様になるという展開も転生前とのギャップが大きくていいですね。
この姫野が小田森の邪悪な魔術にどこまで抗っていけるのか?
最後の一線を超えずにいられるのか?
その辺りも気になりますが、それ以上に他のクラスメート達がどこで何をしているのかが気になって仕方ありません。
同じ経歴・同じタイミングで異世界に放り出された彼らですけど、そこからいったいどのような職業と生き方を選んでいくかはけっこうバラつきそうですよね。
それは小田森と姫野を見ていても分かりますし、小田森のように転生前と丸っきり異なる人生を生きている者もいれば、姫野のように以前と変わらぬ自分を保って生きている者もいるでしょう。
姫野に続く第二のクラスメートの登場がとても楽しみです。
70位 自殺したい女勇者に魔王が困らされています! 2票
※コミック本はまだ発売されていません。
ここが面白い!おすすめ度★★★★☆
いわゆるRPG世界の「勇者」は、死んでもすぐに復活を繰り返すのが特徴ですが、生き残って魔王を倒したい多くの勇者はともかく、死にたくて仕方ない勇者にとってその特性は厄介極まりないものです。
本作の主人公マナも、自殺しかけた女子高校生だったはずが勇者として蘇り、「死に戻り」を何度となく経験したことで、やたらと強力な能力とタフさを備えてしまったため苦慮しています。
もっとも「不死故の苦しみ」的な重たい感じの悩みの描写はまったくなく、自殺死亡と言いつつもやたらとポジティブかつ積極的です。
魔王サイドにちょっかいをかけ続けるマナの気性とツッコミの強さは他にあまり例をみないほどに強烈で、魔王たちにとってはしんどいだろうなと思いつつも、うっかり笑ってしまうような良い意味でのドライさがいい味を出しています。
また、意外とスタイルが抜群なマナのルックスや意外な能力の使用法など、話の本筋とは別の部分で面白い要素も多数備えているため、読んでいて飽きが来ないのも良かったですね。