シロクマ転生 森の守護神になったぞ伝説のここが面白い!感想・評価
ウェアウルフの獣人少女達のピンチから物語は始まります。
戦に敗れて故郷を追われた彼女達を追う人間達。
家族を守る為人間達に立ち向かうウェアウルフの少女ルルティナでしたが、返り討ちにあって人間達の欲望の餌食となりかけてしまいます。
しかし、寸でのところで彼女を助けたのは真っ白な毛並みの熊でした。
その白熊こそ現代日本で不慮の死を遂げてこの世界にこの姿で転生した主人公だったのです。
人間達からウェアウルフの少女達を守った白熊の主人公は自らをクマキチと名乗り、彼女達を保護することになります。
森の中でクマキチと6人のウェアウルフ少女達の生活がはじまります。
クマキチとウエアウルフ少女達は様々な困難を乗り越えて森での平和な生活を手に入れられるのでしょうか。
この漫画は森での暮らしを快適にするために奮闘するクマキチ達の様子でまず楽しめます。
無人島サバイバルの番組などがワクワクするのに似ていますね。
また森の魔獣のみならず人間達もウェアウルフ少女達を狙ってやってきたり波乱もあり展開も飽きさせません。
次々と襲い来る困難を退けて少しずつ協力者を増やしていくクマキチ達の姿には感情移入できるものがあります。
絵柄や書き込みもしっかりしているので読んで損はない作品です。
読者の口コミ【レビュー・評判】
●ペンネーム: あんかけ
この作品は、異世界転生ものの作品ですが、タイトルからもわかるように転生した姿がまんま「シロクマ」です。
前世での名前が「クマキチ」ってそのままな感じですが。しかも、意識は人間のままなので見た目はシロクマで行動は人間という姿が妙に面白く感じました。
ウェアウルフという種族の狼耳・狼尻尾の少女たちと出会うのですが、この少女達はそれぞれにタイプの違う美少女の「ルルティナ」「リリティナ」「アルティナ」と、幼女3人組の「ララ」「ラナ」「ラロ」という6人姉妹が本当に可愛いです。
中でもリリティナは、人間から助けてもらったこともあってかクマキチにベタ惚れ状態で、何かにつけて尻尾が揺れてるところが最高です。
そんな姿を見ていると、某芸人さんではありませんが「惚れてまうやろー」と叫びだしそうになります。
そして、作中にも出てきますが、ララ達がクマキチとじゃれ合っている姿は親子の様で、非常に和みます。
また、なぜ普通のクマではなくシロクマとして転生したのかという謎もあり、今後の展開が楽しみな作品です。
●ペンネーム: TOYA
主人公「久間田熊吉」は何故かシロクマに転生してしまった所からストーリーは始まります。
出てくる敵や環境は異世界って感じますがそこまで異世界感がない気がします。
シロクマさんはかわいいです。
ウェアウルフの姉妹達が出てくるのですがこの娘達もかわいいです。
かわいいの勢揃いです。
癒されたいならアリかもしれませんがちょっとだけグロいシーンなどもあるので注意が必要だと思います。
ですがシロクマは何故か強いです、それなりの敵対動物や人には勝ってしまいます。これが主人公補正なのかもしれませんね。
それに漢気もあってカッコイイですし、面倒見も良くて優しいシロクマです。これなら多分最終目標である森の守護神になっても良い気がします。
キャラクターデザインは動物のデザインも上手く描かれていて人間と言うか主要キャラ達の描き方は良いと思います。
先程も言いましたがしろくまとウェアウルフの姉妹達は本当にかわいいです、これを見るために読むのも良いと思います。
●ペンネーム: いえぽぬZ
山登りに行っていたら滑落してシロクマに転生したというのが本作ですが、シロクマと言ってもホッキョクグマではなく、周りには人やモンスター、そして豊かな自然がありますので、基本的に食べるには困らなかったり、心が寒くならない展開が嬉しい感じでした。また、サバイバルの知識が豊富な人が知能そのままでシロクマに転生したため、人間の知能にシロクマの体力がプラスされて、ガンガンいい感じに物語が進んでいくのも痛快ですね。
転生シロクマさんは基本的にかなり几帳面で、また人の心に沿える優しさと、弱い者を見過ごせない強い心もあるという完璧な主人公気質なので、ハーレムっぽい展開にも不自然さがなく、むしろ読んでいる私たちとしても熱くなれる感じもあります。
遠くから見ていれば格好良く、また愛らしくもあるものの、近くにいると恐ろしくて仕方がないのがクマですが、何しろ「自分自身」がそうなっているわけですからその面での怖さは皆無、動物好きにも非常にオススメできる一作ではないかと思います。