犬部!ボクらのしっぽ戦記のここが面白い!感想・評価
実際に存在する大学を舞台にして、その大学にある「犬部」での笑いあり涙ありの活動を漫画にしています。
主人公「早見誠司」は犬が大好きで将来は犬の医者になる事です。
もっと犬と触れあいたいと思ったので犬部に入部しますが、そのには15匹くらいの犬を育てているので犬好きにはたまらない空間だと思います。
みんな本当にかわいいです。
そして誠司は犬のためにならどんなに大変な事でも犬の事を第一に考えている「犬バカ」です。
そんな真っ直ぐで素直な誠司を中心にストーリーは展開されていきます。
内容はドタバタしている所は面白いですが、基本的には感動する所が多いです。
というのも犬部での活動は弱った犬を引き取って育ててまた違う飼い主に飼って貰える様にしたり、犬部で飼ったりしています。
この作品は全体を通して命の大切さを学ぶ事が出来るとても良い作品だと思いますし、そして漫画の最後には犬に関する豆知識が載っているのでとてもタメになります。
読者の口コミ【レビュー・評判】
●ペンネーム: さくり
「犬部!ボクらのしっぽ戦記」は、捨てられた犬を保護するという大学のサークルを描いた漫画となっています。
犬の保護についてとことん追求する漫画となっていますので、辛い実態などを知ることになり、犬好きとしては心が痛くなってしまうようなシーンが多々ありました。
狭いアパートで多数の犬を飼っていたりと、こちらの方が問題になりそうでありながらも、学生ながらも懸命に小さな命を守ろうとしているサークルメンバーに、感銘を受け、犬好きな自分は捨てられた犬などについて何の助けもできていないことに、恥ずかしくなりました。
主人公が障害のある犬を譲渡会に参加させたときに、あまりにも周りの人のことを疑ってしまい、感情的になるのも、よく理解できます。
主人公は犬のためならTシャツを破られても、うんこまみれになっても笑顔でいられたものの、自分なら笑っていられない、諦めたくなると思ってしまい、自分が真の犬好きなのかと問いたくなってしまいました。
●ペンネーム: トニー
獣医学部生のサークル活動である「犬部」、それは捨てられ行き場のなくなった犬を引き取り、面倒をみながら里親を探すサークル。
犬フェチ過ぎてコア部員となったせーじ君と、部長のもも先輩が本当によく犬をケアしてて偉い…。
そして犬部員サチコさんの頼もしさ!群れのリーダーがしっかりしていると、犬だけでなく共に暮らす人間も助かる!
3巻では、大学の実験犬だったアリスが、飼い主の元に帰れて良かった!百田の介入がなければ、アリスはどうなってたか。
教授も、好き好んで命を奪いたいと思ってなかった事に、少しだけ救われた感じがした。
そして、多頭飼いをするおばあちゃんの話。依存の一種なんだろうか。
可哀想だからと拾って、でもきちんと世話が出来なきゃ、飼い主も犬も不幸になるだけ。
犬部のお陰で、最低限の環境は整ったけれど、おばあちゃんが病気になったりしたら…。
犬部はとことん付き合いそうだけど。漫画がここで終わってしまうのが、とても残念。
●ペンネーム: しゅう
犬部!-ボクらのしっぽ戦記を読んでみて思ったのは犬部という設定からもっと気楽な感じの活動だと思っていたのですが、そうではなく捨てられていた犬を拾って全部飼うのが部活の内容というのが思っていたのとは違っていて真面目な内容で、それが逆に良いと思いました。
また最近は捨て犬自体あまり見ないせいで捨て犬がいないような気がしていた中で漫画の中とはいえ、こういう捨て犬が多くいて捨て犬達を保護しているというのは考えさせるものがありました。
この漫画を読んで今でも保健所にたくさんの犬が回収されて処分されているという現実を見てすごく胸にくるものがありました。
この漫画みたいに実際に捨て犬を保護している人がいるおかげで巣くわれる犬達がいるというのがこの漫画を読んでいてすごく感動しました。
こういうには言うのは簡単でも実際に保護して飼うのはすごく難しいです。
実際にこういうのがあるというのを知れてすごく良かったと思えた漫画です。