スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってましたのここが面白い!感想・評価
普通のOLである相沢さんが過労死によって様々な特典込みで転生していくという物語で、この部分だけを見ればチート系のような雰囲気があります。
タイトル通り相沢さんは、以後三百年にわたって手頃なスライムだけを退治し人と離れて暮らすという、ある意味魔女的なスローライフを送っていました。
しかし、どんな弱い敵を倒しても経験値が上がるのがRPG的世界観というもので、期せずして最強の存在になってしまった彼女のドタバタが楽しいタイプの作品となっています。
もっとも、とあるきっかけで最強を自覚してからも、相沢さんは非常に温和で優しい性格の持ち主ですので、ハードな冒険や敵との戦いが行われたりはせず、彼女を慕う弟子たちや娘たちとのほのぼのしたやり取りをじっくり楽しんでいくことができる作品でありますが、相沢さんが最強なので横槍に怯える必要はなく、読み手側がどっしり構えていられるのがかなり嬉しいですね。
また、年の功と言うべきでしょうか、メンタル面でも成熟を感じる相沢さんの頼もしさは他の転生系主人公には少ないものと言えるでしょう。
読者の口コミ【レビュー・評判】
●ペンネーム: ハンタ
この漫画は現代で過労死したOLが異世界で不老の魔女として転生し高原の上の家でスローライフを送るというもので、そのテーマからしてのんびりとした雰囲気を出しているのですが絵柄もゆるく可愛い感じなのでよく合っていると思います。
主人公アズサは家と街を往復して生活するのですが、途中に出てくるのは最弱のモンスターであるスライムばかりです。
襲ってくるので倒したりアイテムを狙って狩って300年を過ごしたらなんとレベルが最高の99になってしまいました。
そのうわさが広がってアズサの生活に波乱が押し寄せてきます。
腕試しの冒険者や血気盛んなドラゴン、倒されたスライムの怨念に魔族の幹部に追われたエルフなどなど。
もちろんアズサは軽々と襲い掛かる災いをはねのけていき、その上仲間を増やしていきます。
その仲間たちはみんな可愛い女の子なので、ゆるい雰囲気は失われずアズサの楽しいスローライフは続いて行くのでした。
のんびりとした雰囲気の女の子だらけのスローライフファンタジーに興味がある方におすすめです。
●ペンネーム: TOYA
一言で例えるなら魔女の「アズサ」さんかわいいです。
一応異世界転生モノで悲しい現実での出来事があったから今のアズサさんがいるんだと思います。
アズサさんは異世界に舞い降りる際天使に一つだけ願いを叶えてもらえたのですが、不老不死になってスローライフを満喫するというなんとも儚げな願いなのかと思いました。
そしてタイトルの名の通りスライムを300年間倒し続けて知らない内にレベルMAXになっていたという衝撃の事実!
スローライフを送りたいアズサさんはこの事をバレたくなくて嘘を隠し通していくとなんとも微笑ましい内容で見ていてほっこりします。
実力も今まで力を使わなかっただけで本当に強く、この力のせいでトラブルに巻き込まれていきます。
キャラクターもかわいくて、本当にやさしい見ていて気持ちになれます。
これからどういうトラブルに巻き込まれながらスローライフを過ごすのか楽しみです。
まだまだ新しいキャラも出てくると思うのでどう描かれるか気になります。
●ペンネーム: 綾星
このお話は日本で熱心に仕事に明け暮れていた27歳の女性、相沢梓がある日、過労死してしまったのがきっかけの物語です。
目を覚ますとそこには天使の羽根を持つ若い女性がいて、来世では幸せな生き方をさせてくれると言います。
身体を壊した梓が希望したのは「不老不死の身体」で、その身体でのんびりスローライフをしようと考えます。
希望が叶い、17歳の状態で不老不死の身体になりスライムくらいしかモンスターがいないのんびりした高原に転生させてもらう事ができました。
高原の近くにはフラタ村がありそこの村人とも親交を持つようになりますが、不老不死である為に、時が経つにつれフラタ村の人達からは「高原の魔女様」と呼ばれるように。
お金を稼ぐ為にスライムを毎日20匹退治していたら300年後、レベルが99にまでなっている事がわかり、いつの間にか世界最強の魔女になってしまってビックリ!!
魔法もめっちゃ強力に!
その強さを聞きつけたドラゴンの少女、ライカが弟子になったり、何故か今まで退治してきたスライムの仇を取りに来たはずの女の子姉妹のママになったり、発明家でありながらかなりのドジでトラブルメーカーのエルフ、ハルカラと仲良くなったりと、読んでいて思わず笑ってしまいそうになる、可愛らしくほのぼのとした魔女さんのスローライフが楽しめる漫画になっています。
●ペンネーム: ハンタ "現代でOLをしていた相沢梓はブラック企業で休みなく働いていたらある日倒れてそのまま亡くなってしまいます。
それを不憫に思った天使のような存在が現れ、梓により良い来世を与えたいと希望を聞きに来ました。
その結果、梓は不老不死の能力と高原の家でスローライフを送る生活を手に入れ異世界に17歳の魔女アズサ・アイザワとして転生します。
高原の家から街までの間は一番弱い魔物であるスライムが出て倒すと魔法石をゲットできるのでそれを街で売ると換金でき、それを収入源として悠々自適な生活をスタートしました。
好きな時に寝て無理せず働く夢の生活を手に入れたアズサはそのまま300年を過ごし、かつて倒すまで死闘を繰り広げたスライムも今ではデコピンで倒せるようになります。
そんなある日ギルドの受付のナタリーに請われてステータスを読み取るとレベルが最高の99と最強の人間になっているのが発覚し、その情報はすぐに周辺に知られて慌ただしい日々が始まるのでした。
この作品の魅力は主人公アズサがスローライフを愛するのにうっかり最強になってしまったがゆえに起こるアズサと周囲の人の認識のミスマッチぶりだと思います。
アズサがいくら普通の魔女として生活したくても周りが持ち上げて困ってしまうところがおかしいです。
でも基本は平和な地方の話しなので深刻なことにはならないので、たまに刺激的な事件が起こるスローライフ生活漫画で絵柄もほんわかしているので安心して読めるところがありがたいのでした。