異世界でカフェを開店しましたのここが面白い！感想・評価
この作品で面白いと感じたところは、食事を通して異世界人とのふれあいをしていくところです。
また、普通の異世界ものの食事作品は店ごと転移または繋がってしまうものや料理人が転移してしまうものが多いですが、この作品は趣味として料理を楽しむ主人公が店を営んでいくところにも面白みを感じました。
主人公の『黒川りさ』は、ベットで寝ていたところを召喚されてしまうところから始まります。
保護してくれたのは侯爵家夫婦で、とても優しく何不自由なく暮らしていたのですが、ただ1つだけ不満がありました。
それは食事が非常に美味しくないところで、遂にキレてしまいます。
確かに絵を見る限りでは、食に対して無頓着な人でもキレてしまうほどでしょう。
逆にこれほどまずそうな料理を絶妙なバランスで描いているところはスゴいなと感じました。
また、食事を用意を告げるメイドさんが少しホラータッチでクスッときてしまいます。
そして、料理を振る舞う事になるのですが、これが対照的に非常に美味しそうに描かれています。
その後、職を探すことから一足飛びに店を構えることになり、開店した「カフェ・おむすび」を通して、様々な人たちと触れ合っていくことになります。
ストーリーとして女神が召喚したという形ですが、目的がはっきりしていない事と、女神がリサの前にどんな形で接触してくるのか今後の展開が楽しみです。
絵のタッチやキャラクターを見ると、女性向けの作品にはなると感じましたが、男性でも十分に楽しめる作品です。
読者の口コミ【レビュー・評判】
●ペンネーム： アレックス
この漫画のレビューとかは、さっと目を通して読んだんですが、正直そこから想像した内容と大きく隔たりがあり、驚きを持ってみることとなりました。
まず、主人公は女性なんです。
内容も少女漫画チックなところもあり、ぶっちゃけどちらかと言えば女性向けであり、異世界ものでこのようなジャンルの物を読んだのはこの作品が初めてだったと思います。
平凡な主人公の少女は中世風のとある貴族の元に来ることとなりますが、そこの飯がことごとく不味いがために、自身でカフェを開くという展開...。
少し前にアニメで放送となった異世界食堂もゆるいペースに良質の作画が合わさり、まずまずのヒットとなりましたが、こちらの方が料理の工程についてもしっかり描写されている為、こういう部分が見たい人には、「異世界でカフェを開店しました」の方をオススメします。
これまでの異世界物と違い戦闘メインではなく、ゆるい為、一見女性向けのように感じますが、作画も良く料理も美味しそうで男性も楽しめる内容になっています。
●ペンネーム： 雪月
異世界ものにはまっていて、カフェをやるってのはちょっと変わってると思い、買って読みました。
そしたら、ハマりましたね。
黒川理沙は普通のOLで、ある日異世界に飛ばされ、最初に出会った精霊。
助けてくれた公爵のギルフォードと妻のシアから話を聞きます。
""バジル""と名付けられた精霊が可愛いです。
リサは前向きで良いですね。
でも、食事の不味さに爆発、キレたリサも可愛いです。
それで、パスタを作ると、パスタブームが起きてしまうくらい皆ハマってしまいましたね。
作り方を説明してくれるので、料理の勉強になります。
リサは自分のお店を持つ事に。
子供のいない二人の養女にまでなりましたね。
お客様様第一号は、開くまで待っていたギル達に授業参観のように見られてましたね。
いわゆる親バカですね。
王室関係者も買いに来たと、翌日からお客が一杯来てましたね。
前にぶつかったイケメン･ジークも来てくれて喜んでましたね。
ジークに家族の話して、異世界から来た事を話したのは、もうすっかり信用していたからでしょうね。
皆親切だから平気と言うけど、食事はきっちり否定してましたね。
食事に興味がなかったジークは、リサのクッキーで考えが変わり、自分も作れるようになりたいと、いきなり従業員として雇ってくれとお願いしたのには驚きましたね。
イケメン宣伝効果は、どこの世界でも同じですね。
『他人が作った美味しい料理』を最初に食べさせるのは自分と言ったジークは格好いいですね。
嫌がらせが、ボヤ騒ぎにまでなった原因は、自分の店にお客が来なくなったパン屋の娘が犯人で、さすがにリサも怒りました。
落とし前に父親にはパン作りを覚えて貰い、娘には接客係をやらせるという、合理的と言えば合理的ですね。
社交界デビューしたり、世界王室会議の晩餐会の料理の監督したり、王宮の料理人達を怒らして、勝負して、納得させたりと、料理に対するリサの凄さが見えましたね。
ジークにもライバルのような存在が現れ、競いあってるジークも新鮮でしたね。
最後の日にはドレスに着替えさせられ、王太子のエスコートで参加したリサも可愛いですね。
感謝され感動していたリサも可愛いですね。
それにしても、女神様が食を発達させる為にリサを呼んだんですね。
同じ精霊を連れた子供と出会ったり、学園に『料理科』を作る手伝いを頼まれたり、相変わらず、色んな出来事が起きてますね。
今度は王太子との縁談が持ち上がり、バレて騒ぎになり、余計に悩んで、倒れてしまいましたね。
ジークもリサの店を守る為に頑張るのが格好いいですね。
もっと頼って欲しいと思うジークもいいですね。
キースが応援に来てくれて、それとなく色々伝えてくれてますが、わかりにくいですよね。
キースの挑発に怒ったジークはいつもと違いますね。
でも、そのおかげでジークの黒い部分が出てきましたね。
バジルと一緒にリサの為に料理を作る事によって、誰かの為に作ると言う事を身を持って分かりましたからね。
美味しいと言って貰った時のジークの目の輝きはとても嬉しそうですね。
だから、縁談を断るように頼み、自分を選ぶように告白したジークは格好いいです。
王太子と王妃から真実を聞かされるリサ。
キースに新人の世話を押し付けられるジーク。
ようやく、解決に向けて動き出しましたね。
その王妃達の所に、やっぱりキースに言われてケーキを届ける事になったジーク。
ホント、キースって気が回りますね。
ケーキに例えて王妃や王太子に意見するジークが格好いいです。
リサも真っ赤になって、告白の返事してるのに、ジークは顔に出にくいですね。
すべてが解決したら、ジークにも弟子が出来ましたね。
でも、ジーク目当てしか来ないと、接客係募集を渋ったリサが可愛いです。
それを突っ込んだジークは嬉しそうですね。
結局、自分を助けてくれた女性が新しい従業員に。
こうして、再始動したリサ達のこれからが楽しみですね。
あと、この漫画の良い所は、料理やデザートのレシピが載ってる所ですね。
●ペンネーム： 綾星
普通のOL、黒川理沙22歳。
美味しい物が食べたい女神様のワガママで異世界にあるフェリフォミア王国まで飛ばされてしまいます。
精霊ちゃんに元の世界に帰れないと言われショックで倒れてしまった所、優しい貴族の夫婦に助けてもらえます。
娘のように可愛がってもらえるのですが唯一の不満が・・・
『ご飯が美味しくない！！！！』
硬すぎるパンにしょっぱいだけのスープ。オイルでベタベタのサラダ。
我慢できずに自分の知識で美味しい料理を作ったら大人気に！周囲の協力であっという間にカフェを開店する事に。
カフェでのピンチを救ってくれたのは騎士団のイケメン、ジーク君。
4歳年下のジーク君は理沙の料理に触れ、感銘を受けて、理沙のカフェを手伝い、一番弟子になる道を選びます。
カフェが成功し理沙の評判が高まっていくにつれ、王国の宮廷料理人がライバルになったり
断れない皇太子からの縁談話が理沙にやってきたり
理沙への恋心を自覚したジーク君が料理の腕だけでなく男性としても成長していく姿は素敵です！！
理沙とジーク君の恋の行方が気になって続きが早く読みたくなる作品です♪"
