二度目の人生を異世界でのここが面白い！感想・評価
90年以上も生きて大往生のおじいちゃんが、異世界にて17歳の肉体で人生再スタートするという異世界転生ストーリー。
武装した悪漢6人を竹刀一本で叩きのめし、剣を持たせれば数十匹のゴブリンを屠ってみせる腕白な爺さんで、いったい前世はどんな人生を送ってきたのかと気になって仕方ありません。
しかも、ただ強いだけではなくて戦いを楽しんでいるような節もありますし。
90年も生きていれば日本人でも戦争経験者でしょうから、その辺りで何か心に闇を抱えてしまうような体験をしているのかも……。
前の人生の記憶はほとんど失ってしまったそうですが、いつか思い出す時が来るのを楽しみにしています。
また、そんな主人公「蓮弥」が異世界で出会う美女二人「シオン」と「ローラ」も、その過去や素性に何か秘密を抱えているようです。
そうした謎めいた3人で行う旅は波乱に満ちていそうでワクワクしてきますね。
彼らがこの先いったい何を目指して旅をして、どんなチームになっていくのか楽しみです。
読者の口コミ【レビュー・評判】
●ペンネーム： ダフィ男
主人公の功刀蓮弥が最初からめちゃくちゃ強いです。
登場後すぐに竹刀だけで何人も倒しましたし、次に出てきたゴブリンにも圧勝で敵なし状態でした。
もともと転生先の世界にいる人たちより、ずば抜けて戦闘能力が高いのはさすが主人公といったところでした。
元は94歳のおじいちゃんでしたが、神様によって見た目や年齢も18歳になり、更に転生先での言語も問題なしです。
連弥はもともとおじいちゃんなだけあって、見た目も中身もとても大人びているのがいいです。
常にどこか客観的に見るところがあるなと思いました。
また本人は前世の記憶がありませんが、闘いとなると本能で身体が動いたり、蓮弥自身が闘うということを欲しているような表情を見せるのがゾクッとしました。
なので蓮弥の戦闘シーンは見所が多いです。
個人的にお気に入りのキャラは神様です。
可愛らしい見た目と調子が良い性格が面白いです。
また思ったことをすぐ言ってしまったり、適当な感じが憎めないなと思います。
●ペンネーム： bemu
最近流行っている異世界転生ものであり、主人公は戦闘術は修めているが前世の記憶はないと、物語序盤としてはなろう系では定番と言った感じではあります。
なろう系としてはハーレム、女好きな主人公が多い印象で同様に女性キャラクターは多いですが、主人公は性欲より食欲に貪欲であり(中身がおじいちゃんのため)、米、味噌を求めるだけのために敵を排除していくのは違和感がありつつも日本人ならではなのかなと思いました。
また米、味噌を求めた地では巨乳、美乳論争みたいのが起きており不毛な争いなのは万国共通なのかなと笑わせてもらいました。
あとは作画がとても綺麗に描かれていた印象です。
物語は上記で書いてます通り定番でしたがすらすら読めました。
作画が描かれているキャラクターが綺麗（可愛らしく)バランスも取れていて上手く表現されていると感じました。
今後、物語がどのように展開されてくかというよりも作画が安定してれば読んでいきたいと思います。
●ペンネーム： 寺内さん
始まりは、説明もなく、いきなり転生を告げられ異世界に送られ、そこで狙われている女性2人を助け仲間になるというありきたりな展開なので最初こそ心配しましたが、以降のストーリーには一見バカっぽいながらも深みがある部分も多々あり、且つ、ツッコミ等も鋭くコミカライズに面白く進んでいきます。
また、主人公(蓮弥)は頭も良く、武術にも優れます。
2章になると転生の理由がはっきりと書かれています。
94歳で生涯を全うした主人公は、様々な基準をクリアし、レアな確率で異世界転生の条件を得ますが、その理由は転生先(エールドラ)の資源(作中ではリソースと呼ぶ)の枯渇を止める(補う)事を目的としたもの。
争いや、その他様々な理由で、万物を形成する「資源の不足」により、危機に瀕したエールドラ。
しかしその争いと言うのも、この地の5人の管理者が、ただ単に暇つぶしに行っているだけの、バカげた争い(笑)なので、蓮弥は、この地の創造神(女の子)に争いをやめるように説得しろとツッコミますが、「管理権を移譲してしまった」という、これまたバカげた理由で、その管理者の悪行を止めることができなくなってしまっています。
彼には管理者たちを説得する、という任務が与えられ、彼は渋々了解し転生することとなります..。
転生先では彼は94年間の知識を引き継ぎ、精神と体は18歳ぐらいの設定となっているので、経験はそのままに、とにかく武術も強く見ていて爽快でとても面白いです。
強くて決断力にも優れる主人公なので、ストレスなく見れると思います。
あとは字数も多いので、説明や状況変化が分かりやすくて面白いのも魅力になります。
