聖者無双のここが面白い!感想・評価
「聖者無双」は、現代日本で不慮の死を遂げたサラリーマンが異世界に転生して、治癒士ルシエルとして成長していく物語です。
主人公ルシエルは転生時に授かったスキルで治癒士となり、今度こそ老衰で天寿を全うするという目標を立てますがそうは問屋が卸さないのです。
様々な幸運に恵まれてどうにか初級魔法のヒールを覚えたルシエル、しかし治癒士は治療して法外な治療費を請求する悪徳治癒士も多いという現状を知ります。
そして治癒士ギルドとあまり仲がよくないという冒険者ギルドへ足を踏み入れて、そこで訓練を受けながら冒険者達にヒールを施すという仕事をしていきます。
だんだんと強くなっていく主人公ルシエルは読んでいる私たちをワクワクさせてくれますし、厳しい訓練にも音を上げずくらいついて行く様は感動させられます。
主人公ルシエルは悪徳治癒士から命を狙われたり、その活躍を疎まれて中央へ派遣されたりと陰謀に巻き込まれますが、仲間の助力や鍛えた自身の力で乗り切っていくので展開も飽きません。
異世界ファンタジーの王道とも言える作品ですので、一度読んでみてください。
読者の口コミ【レビュー・評判】
●ペンネーム: いえぽぬZ
働き詰めで来たサラリーマンがようやく出世できそうだというところで、何故か銃で撃たれて転生を余儀なくされるという物語ですが、非常にテンポが良く、また安心感があるのが良かったですね。
こうした中世ヨーロッパ系の世界ですと、親方の技を盗むまで十年といった感じの展開が待っていそうなものでしたが、本作の場合は素質があれば三日の集中的訓練でヒーラーになることも一応可能な感じであり、辛いはずの修行パートが辛くなく、また教える側も良い意味での「放置」や「自由選択」をチョイスするのがうまく、まったく世界の常識を知らないルシエルにも優しかったりと、非常に適切かつ最良な形で「楽しさ」を味わうことができました。
とは言え、治療という現代日本にも通じる要素を扱っているだけに、不適切に強い魔法を用いたり、弱みにつけこんでぼったくりをする悪徳業者がいたりと、ファンタジー系作品ながら社会派な要素も多いため、個人的な冒険話よりも広い意味での楽しさもありましたね。
●ペンネーム: sackham
前世はサラリーマンとして働く主人公。
日々の営業の努力の甲斐もあって、課長昇進目前となりますが、謎の銃撃により死亡してしまいます。
運命の神様のおかげで主人公は、異世界へ転生します。
名前、ジョブ、スキルを自分で決めて、主人公は、豪運のスキルを持つ、治癒士ルシエルとして生きていくことになります。
治癒士として、何ひとつ魔法も使うことのできないルシエルは、豪運のスキルのおかげもあり治癒士ギルドに所属し、スパルタの訓練の末、ヒールの魔法を覚えることになります。
その後も豪運のスキルのおかげで、冒険者ギルドの教官であるブロドに気に入られ、冒険者ギルドで衣食住をするようになります。
負傷した冒険者の治療をしつつ、ブロドに体術の修行をつけてもらい、最初はギクシャクしていた冒険者との関係性も非常に良いものになっていきます。
異世界物では努力は無縁な漫画が多いですが、ルシエルは豪運以外のスキルについては、チートな能力は一切持っていません。
ヒールの魔法も努力の末、習得しました。体術についても、1年ほど訓練を積みますが、それでもまだ魔物を倒せるレベルかどうかもわかりません。
そんなルシエルが、この先、どうやって生きていくのか非常に見物のです。
●ペンネーム: TOYA
主人公「ルシエル」が異世界で無双すると言う展開ではなく地道に1から強くなっていくストーリーです。
職業も攻撃職じゃなく後衛職の治癒士と言う本当に戦いはしなそうな展開になりそうですが、まだ始まったばかりですし分かりませんね。
けど最初から魔法が使えるわけじゃなく特訓する事で段々魔法が使えるようになったりと、初めてのRPGしてるみたいで見てて楽しいです。
内容もまだまだ始まったばかりでどういう世界観になっているか詳しく描かれていません。絶対悪みたいな存在はいるのか気になります。
そしてルシエルが徐々に魔法を覚えていき、人々の役に立っていくのかな?と思うと頑張って欲しい気持ちになります。
キャラクターイラストは描かれる女性に魅力があると思います。綺麗というかかわいいといか魅力がある感じが良いと思います。
全体的にしっかりとしているので見てて安心感があります。
これからどういうキャラクターが出てくるのかも気になります。