ハッピー!のここが面白い!感想・評価
盲導犬について詳しく知ることができたのは、このハッピーという漫画があったからだと思います。
それまで盲導犬について、少しの興味もなかったのですが、犬が題材というだけで読みはじめて、登場する人物がとても困難な環境におかれており、辛いなかでもしっかりと生きようとしているなかで、盲導犬のハッピーが上手に関わっていきます。
時には思い通りにいかずにもどかしい気持ちになっていくのですが、ハッピーがとても健気であり、二人で懸命に生きていこうというような気持ちが伝わってきて、涙なしでは見ることができませんでした。
この漫画を見て、盲導犬の必要性、さらには盲導犬をつけることができたからと言って、全ての問題が解決するということではないということを知ることができた、盲導犬について広めてくれたような漫画だと思います。
ハッピーがとても可愛くて、一生懸命で健気であるため、涙を流しながら応援していました。
盲導犬だけではなく、盲目の人について理解を深めるためにも見ておくべき漫画です。
読者の口コミ【レビュー・評判】
●ペンネーム: こもぷり
ハッピーの面白いとこの1番は、ハッピーのお茶目なとこ、明るくて前向きなとこが、読んでて、笑顔になります。
カメのおもちゃ、ハッピー、大好きで、悲しんで人に、貸してあげるけど、すぐ、取り返すとことか、大好きです。
自慢げなハッピーの顔も面白いし、明光くんと遊んでるとこや、面倒みてるのも、かわいいです。
子犬の時の暴れん坊で、甘えん坊のハッピーも、めちゃくちゃ可愛かった。
香織さんの友達の希さんも面白い、旦那さんの潮田さんのご家族も面白いです。
感動しまくりの中に笑いがあって、ハッピー読んでると幸せな気持ちと、頑張らないとっていう気持ちになります。
トキばあちゃんが、明光くんと、ハッピーを動物園に連れてくれたときも、香織さんの言葉も凄いし、トキばあちゃんも、茶タローに話しかけてるとこも、ほんわかします。
トレビも、かわいーし、獣医師の佐藤さん、落合さんも掛け合いが面白いです。
ハッピーにうれししてもらおーって、家族で、うれしい、うれしいって、言うと、ハッピーが、しっぽをブンブン振って、笑顔で、喜んでるところ最高に好きです。
●ペンネーム: れもん
初めてハッピー!を読んだのは小学生の頃で、それまでは視覚障害のことも盲導犬のこともほとんど知識がありませんでした。
ただ犬が好きという理由で買い集め、盲導犬のように賢くなるかなと初めて飼った愛犬の名前もハッピーと名付けました。
とにかく視覚障害のことや、盲導犬にはどう接したらいいのか、盲導犬を育てるにはどれくらいの費用や時間がいるのか、盲導犬が視覚障害の方に渡るまでにはどれくらいの時間がかかるのか、すべてがよくわかる漫画です。
未だに日本では盲導犬に対する理解が行き届いていないこともあって、この漫画を読めばきっと理解が深まるのではないかと思います。
また私自身この漫画を読んで本気で盲導犬訓練士になりたいと志し、真剣に勉強に取り組んでいました。
訓練士にはなれませんでしたが、子どもがこの漫画を読むことで盲導犬への理解はもちろん、訓練士にも興味を持てるのではないかと思います。
大人にも子どもにもぜひ読んでもらいたい漫画です。
●ペンネーム: しゅう
私がこのハッピー!という漫画を読んで思ったのはこれは表紙を見た瞬間からもう泣きそうな感じになる漫画だと気づいた漫画だったのですが実際に読んだもう泣きっぱなしでした。
これを読んで盲導犬と人間の絆がすごいと改めて感じました。
前から盲導犬は偉いと思っていたのですがこの漫画を読んだ事でさらにそう思うようになりました。
また実際に目が悪い主人公のカオリがハッピーと出会って変わっていく感じもすごく良かったです。
目が見えなくなるというのはすごく辛くて生きていく事に暗澹たる気持ちになるとは思いますが、そういう時に盲導犬のハッピーと出会えた事で新しい愛情を感じた主人公が希望を持って生きていこうとしているのがグッときました。
とにかく人間のために愛情を注ぐ盲導犬のハッピーと主人公のカオリの関係が良くて本当に感動できます。
ハッピーが本当に献身的で泣けます。ここまでハッピーに愛される主人公がすごく羨ましいと思いました。