おすすめ人気漫画の口コミ・レビューがてんこ盛り

漫画は相棒【コミパル】

異世界転生・転移

前からあった異世界ものおすすめ漫画、男女30人に聞ききました!

更新日:

異世界転生・転移ものの漫画がはやっていますが、昔から異世界でのマンガは王道でした。

そこで異世界転生・転移ものラ漫画ランキング70に外れたものの、以前からあるものから最近のものまで少女漫画も含め、おすすめ異世界ものマンガを一挙に紹介したいと思います。

 

魔法使いの嫁

魔法使いの嫁という漫画を読んで思ったのは最近の異世界もの中でも特に異色な漫画という感じがしました。

内容的には異世界ものというよりは魔法ものファンタジーという感じで異世界ものという感じはあまりしませんでした。

なので最初にこの漫画を読んだ時はこの漫画を異世界ものという感じで読み始めてませんでした。

それよりは魔法ものファンタジーものという感じで読み始めました。

ですがいざ読み始めると異世界ものである事が分かって結構ハードな展開でどうなるかと思ったのですが結構感動できるシーンが多くてすぐにハマりました。

特に私がこの漫画が良いと思ったのは最初は異世界に飛ばされたちせが、魔法使いのエリアスに保護されている感じだったのがそのうち立場が逆転して、ちせがエリアスの保護者みたいになっていくのが面白いと思いました。

結局お互いがお互いを支えているという感じが分かるのがこの漫画の良い点だと思いました。

また重い話にときどき挟んでくるギャグ顔のギャップがいい味を出していると思いました。

 

JIN-仁-

西暦2000年の現代で脳外科医として働いている主人公・南方仁が幕末にタイムスリップして、坂本龍馬などの英雄たちに出会い、人々を病から救っていくという物語です。

タイムスリップしてしまったことによりパラレルワールドに主人公が飛ばされてしまったことに気づくところがこの漫画のポイントです。

やはり、面白かったのは南方仁が本来死ぬべきはずの人を救うことによって、歴史が変わっていってしまうので、どのような展開になるのかが読めない点です。

特に後半の物語は坂本龍馬暗殺阻止のために奔走する南方仁の熱い想いは涙なしでは読むことが出来ません。

また、幕末の医師たちとの関わり合いも非常に面白いです。幕末で有名なのは適塾を開いた緒方洪庵です。

緒方洪庵は南方仁の医療技術の普及に努め、最期は南方仁が未来人であるということを見抜きながら、誰にも口外しなかったところに男気を感じました。

逆に三隅俊斎という南方仁の技術に嫉妬し、貶めようとする医師がでてくるので、緒方洪庵と三隅俊斎の対比も面白いポイントです。

 

齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定

異世界ものでドラゴンは強いというのが定番中の定番ですが、本作は五千年もの間、あと草ばかりを食べていた草食系のドラゴンを主人公にした作品です。

食べ物だけではなく心優しく気が弱いこのドラゴンですが、ある時いきなり生贄を差し出され、その代償として魔王を倒してと無茶な要求を突きつけられてしまいます。

それだけでもドタバタ系として秀逸ですが、その生贄である少女、レーコの思い込みが異様なほどに激しく、「魂を食べたから」といって竜が追い返そうとしたところ、「邪竜の眷属になった」と思い込み、超強引な性格と超強力な魔力を目覚めさせてしまったのですから、人畜無害な竜さんは実に大変です。

もっとも竜さんサイドも単に体が大きいだけではなく、賢く落ち着きがあって優しい上に機転もきいたりして、普通であれば力がなくとも人間の良きパートナーになれるタイプの存在ですから、異常に手がかかるレーコを見捨てたりはせず、何かにつけて世話を焼いてくれたりします。

可愛くて萌えるドラゴンのかわいそうな感じを楽しみたいなら、本作はまさに最良の一作と言えるでしょうね。

遙かなる時空の中で " 主人公が異世界に龍神の神子として飛ばされた際に、一人ではなく2人の現代人も共に飛ばされたことは心強かったと思います。

主人公のあかねは、敵側のボスの鬼のアクラムに恋をしたり、現代人の男の子や神子を支える何人かの八葉に恋心を抱かれたりするので、終盤まで誰とあかねは結ばれるのかがわからなかったところが逆に良かったです。

わりと嫉妬深い現代人の男の子、心優しい現代人の男の子、忠義に熱い護衛、真面目な役人、人ではない陰陽師など、様々なタイプの男性に好かれるのが良いです。

あかねが看病している際に、寝ぼけてキスされた時の絵が好きで、それを夢だと思っている相手があかねに少し避けられる様子も良く、最終的にあかねが恋の相手に選んだ相手も私が一番選ばれてほしいキャラだったのが嬉しいです。

人ではない陰陽師が心を持った瞬間や、イノリが姉と敵鬼との恋を認めた瞬間が良いです。

アクラムを一途に思うシリンも好きだし、主人公を支える夢見の姫も好きです。

 

PSYREN-サイレン-

謎の怪人から渡されたテレホンカードで、サイレン世界に飛ばされるという話です。

サイレン世界は崩壊しており「禁人種(タブー)」と呼ばれる異形の怪物がうろついています。彼ら怪物は見境なく人間を襲います。

「サイレン」という謎のゲームの参加者はサイレンドリフトと呼ばれ、怪人ネメシスQの与える指令をクリアしないといけません。

ある既定の回数に達すればゲームクリアです。

ゲームと銘打ってはいますが、その内容は残虐極まりないものです。

サイレン世界に安全な場所はほとんどなく、常に命の危険がつきまとっています。

PSIという特殊な能力で怪物と渡り合うことはできますが、この技の設定が秀逸です。

無制限に何でもできるというわけではなく、強大な力を振るうためにはうまくコントロールしなければなりません。

バーストやトランス、ライズの三種類の力があり、組み合わせることで応用めいた技を発動できます。

サイレン世界の謎を突き止めるサスペンス調のストーリーと、練りに練られた能力設定が見ものの漫画です。

 

アリシアさんのダイエットクエスト

可愛くて気がついてセクシーで優しくて、と、一人の女性としてもパーティの一員としても、まったく非の打ち所がなさそうに見えるアリシアさんは、実は自らの「体重」に悩んでいたという一作です。

本来であれば運動量が激しくて食事を満足に得にくい冒険の旅でのことですから、本来痩せすぎが心配されてもその逆はなさそうなのですが、超食欲旺盛なアリシアさんは、スライムでもおいしく平らげようとしますし、紳士的なオークさんたちには、仲間だと思って歓待されてしまうほどの規格外ですので、あらゆる局面を「食欲」と「ダイエット」に結びつけてしまい、読む人の笑いを誘います。

実際、コウモリ系のモンスターを捕まえて「運動器具」にしてしまったり、暴れるスライムを利用してダイエットに挑んでみたりと、彼女の発想の自由さはまさに奔放そのもの。

まったく予想ができないところからのギャグのラッシュに、笑いを堪えるのはかなり難しいという作品でもありました。

また、戦闘向きでないアリシアさんですがやたらとタフだったりしますので、全体的に安心して読むことができるのも良かったですね。

 

スギナミ討伐公務員~異世界勤務の人々~

異世界へ行くための入口、通称ダンジョンが世界中に出現したという設定の話です。

簡単に言えば、現実世界に異世界への扉が出現したということです。

そんなダンジョンの存在が当たり前になりつつある世界では、一般人は誰も異世界には興味ありません。

もはやあって当然の存在になっているため、一般人はダンジョンが現れても届け出を出すだけです。

ダンジョンを探索するのは公務員の役目で、中はどうなっているか、役立つ資源はあるかなどを調査していきます。

この異世界探索が公務員の仕事というのがミソで、主人公の結凪悠真はヒーローになるため、攻略課の研修生になります。

ですがもう一人の主人公、代永天助は攻略課はヒーローになれないと言います。

そうダンジョンの存在は当たり前、公務員が対処に当たるのも当たり前、誰も感謝などしてくれません。

全体的にはコミカルに進むため、重々しさはありませんが、よく感揚げるとシビアな設定のような気がします。

もちろんただ単にコミカルというわけではなく、少年漫画らしい熱い展開もあり、不穏な存在も出てくるため、先が気になる新感覚の異世界もの漫画だと思います。

 

ダンジョン飯

誰もが一度はハマった異世界RPG。

そんな世界を舞台に、倒したモンスターたちを食べて冒険を進めていくパーティーの奮闘を笑いを交えて描く異色作です。

冒険アドベンチャー要素、グルメ要素、サバイバル要素と見所が色々てんこ盛り。

世界観の広さといい、本当にありそうなグルメレシピといい作者の想像力の豊かさには脱帽です。

「食材」となるのは、スライムやゴーレムや動く鎧など定番のモンスターばかり。

こんなの食えるか!というものばかりですが、そこを巧みに上手そうに料理してしまうところが見所になっています。

限られた物質を節約し、毒がないかに気を使い、以下に美味しい調理できるかを真面目に研究しているところが最高に笑えます。

今までになかった異世界ものですね。

レシピもしっかり記載されているので、本当にモンスターを捕まえて料理をしてみたくなってしまいます。

この本を持っていれば、ダンジョンで迷ったときも安心してサバイバルできそうです(笑)。

 

ツバサ・クロニクル

カードキャプターさくらとは違う、大人びた雰囲気のサクラと小狼が見られます。

モコナを使って様々な国を渡り歩いてサクラの記憶の羽を集める中で、首謀者のファイが仲間に対して罪悪感を抱くようになったり、日本に帰ることだけに奮闘していた黒鋼が、仲間のために動くようになったりと、旅する4人の中に仲間の絆が芽生えていく過程が垣間見れます。

ファイが魔力を暴走させて皆に手をかける過去を変えるために、サクラが払った代償もすごいと思います。

東京滞在のあたりから、サクラとファイ、小狼と黒鋼のように、すれ違うシーンが切なかったけれど、サクラにとっては苦肉の策であったので、仕方がない決断だったんだと思います。

ファイがユゥイの真実を知って絶望に苛まれた時、黒鋼がファイに対して活を入れたところが好きです。

サクラの問題が解決したかと思えば、今度は小狼に問題が生じるので、本当に次から次へとという言葉がピッタリな漫画です。

カードキャプターさくらやXに出るキャラが登場するのが良いです。

 

MAR MARCHEN AWAKENS ROMANCE

異世界に憧れている少年、虎水ギンタがメルヘヴンという世界に召喚され、冒険を繰り広げるバトル漫画です。

この漫画における最重要アイテムはÄRMです。

シルバーアクセサリーをモチーフにしたマジックアイテムで、ÄRMを使った迫力ある戦いが最大の見どころです。

ÄRMの種類は多種多様で、ネイチャーアームやガーディアンアーム、ウエポンアームと新しいものが登場するたび、ワクワクが止まりませんでした。そもそも本作のキャッチコピーは「ワクワクが止まらない」です。

主人公ギンタにとってはメルヘヴンの世界は初めて見るものばかりです。ギンタの気持ちと同調しているというか、メルヘヴンという世界そのものが楽しさの宝庫に見えます。

もちろんÄRMだけが魅力ではありません。それ以上にキャラクターに魅力たっぷりです。

特に主人公側のナナシという男がかっこいいです。作中でも屈指の実力の持ち主でありながら、女性には攻撃しないというポリシーゆえに何度か負けています。

本当なら勝てたはずなのに、自分が傷つくよりも信念を優先させたその生きざまに惚れ惚れとします。

他にも魅力的なキャラは大勢いて、これぞ異世界漫画の名作だと思います。

 

ドリフターズ

歴史とファンタジーが融合した今までになかった漫画。

古今東西の歴史的英雄たちが、エルフやドワーフ達が住む世界で大暴れする夢が溢れる作品です。

関ヶ原で力尽き命を落とす寸前だった薩摩の島左近。

そんな彼が気づくと、これまで見たことがない世界に転送されていました。

新しい世界で彼を迎えたのは、戦国一の英雄織田信長と日本歴史上最高の弓の名手那須与一。

中世ヨーロッパに似たこの世界では、彼らのように流れ着いたものを、漂流者(ドリフターズ)と呼んでいました。

腐敗した政治と激しい差別を目にした島は、住人たちを救うため信長らと共に立ち上がるのでした。

この作品の見所は、オールスター級の歴史的英雄が登場するところ。

島たち以外にも、ハンニバルからヒトラーまで時代を問わずに英雄が流れ着いてくるのです。

そんな彼らが激突するのですから、ストーリーが盛り上がらないわけがありません。

ファンタジーの世界でしか実現できない夢の対決が満載です。

 

マギ シンドバッドの冒険

ソロモン王とシバの息子のマギのアラジン、アラジンが王に選んだアリババ、アルマトランのマギのアルバ、シンドバッド王がメインのリアルな絵描写がある、少しドロドロしたシーンがあるお話です。

アリババはアラジンとの絆、王子として国と民を思いやる気持ち、紅玉との友情、モルジアナとの恋、白龍とのバトルが良かったし、シンドバッド王がやや自分本位な正義を振りかざす中で、正しい正義を貫いたところが良いです。

シンドバッド王は最後は狂気を感じたので、初めの頃と比較すると実に惜しい王様で、ジャーファルなどの仲間がいたのに何故こうなったと思うところがあります。

アルバはものすごく変な物体に依存していて、白いルフの時は優しい一面もあったのに、黒いルフまみれになってからは怖いシーンばかりです。

実の子や甥姪や友人に対する仕打ちが見ものです。

最も顔も行動もイケメンだったのは、終盤で弟や妹を正気に戻した紅炎だと思うので、彼があのまま紅帝国の王様になっていたらと思うことがあります。

●読者の感想 2人目

漫画のマギに出てくるシンドバッドの少年期から青年期にかけてのお話で、マギでシンドバッドが何故ああなったのかがわかります。

ミストラス、ルルム、セレンディーネ、ファーランが可哀そうだと感じます。

ミストラスは愛する人と弟、ルルムは愛する夫と子供達、セレンディーネは幼き弟とお付きの女性を残して生涯を終えたけれど、皆大切な人を守るため、国を変えるためにあんな姿になってまで頑張り続けたことを尊敬します。

ルルムを失ったヒナホホが正気を取り戻せたのは、兄弟や子供たちがいたからだと思うので、ファーランにも子供や夫が傍にいたら、アルバ側の黒ルフに染まらなかったんだろうなあと思います。

ファーランは実の子のテスの身代わりでも、幼い王子の部屋だけは守ったので、アルバとは違って情を残していたんだろうなあと思います。

ジャーファルがシンドバッドに何故あそこまで忠誠を誓うのかが理解できたし、ダビデのことがなくても、少年期から青年期にかけての凄まじい体験がシンドバッドを変えたんだと思います。

 

異種族レビュアーズ


この世界とは違い、色々な種族の「人たち」がいる異世界ですが、となればエッチなサービスもまた多岐に及んでくるとは想像しやすいです。

そこに某ゲーム雑誌のようなクロスレビューをつけて小遣い稼ぎをする冒険者たちの珍道中が本作となります。

色々な種族の「サキュ嬢(サキュバスの血を引いている、という建前の娘さん)」のエッチさや面白さを堪能することができますが、そこは人間ならぬ異種族ですから、予想もしない展開と「エッチさ」が待ち受けています。

しかし主人公たちは褒めちぎるだけではなく、時に酷評もいとわないレビュアーですから、場合によっては明らかに「地雷」なサービスに突撃することもいとわず、「行為拒否」を食らったことさえも記事にできるプロ根性を持っていますので、その顛末を読んでいる側としては毎回ドキドキワクワクの展開を楽しめます。

モンスター娘さんたちはそれぞれ魅力たっぷりですが、どぎつすぎる性描写はなく、また主人公サイドが凄腕の冒険者でもあるので、シリアス展開にも至らず安心して読めるのも嬉しい一作と言えます。

 

寄生獣

この漫画は前に、ある大学生の先輩から薦められて、読んでみたところめちゃくちゃはまった漫画です。

後に実写化されました。

「ケンイチ」と地球外生物である「ミギー」の人間愛の物語と言っていいと思います。

犬や鳥、人間にまで寄生する奇妙な未知の生物たちは、ちゃんと意味があって人間達を襲撃するストーリーになっています。

環境破壊や、地球にとって何か良からぬ存在だと思われている人間界ですが、この今の社会問題にぴったり重なるという点で、すごいなあと思っています。

この漫画は、単なるSF漫画ではなく、読み手である私たちを納得させてしまう説得力があります。

女性に寄生した寄生獣が、人間との間に子供を宿して出産したら「人間の子供」だったという点や、ちゃんと母性が受け継がれるというシーンが、同じ母親の立場である私にとっては衝撃的でした。

私にとっては、永久保存版の漫画の一つとなっています。

多少生々しい殺し合いの場面も多い漫画ですが、女性の方にもぜひ読んでもらいたいです。

 

進撃の巨人

現在も連載中で、この2018年7月から第三期目のアニメも始まった「進撃の巨人」が最高に面白いと思います。

まず、主人公たちの置かれた立場。開始当初は人間を捕食する「巨人」の襲来によって、無力な人類が理不尽に殺戮されていく運命に抗い、何とか「巨人」を倒そうとする物語かと思いきや、そもそも「ょ人」の主体は同じ人類・人間だったとい衝撃の展開をみせています。

連載ではいよいよ佳境に戸津美優した感のある本作ですが、まだまだあかされていない謎や、どう物語が着地するのか予測不能な展開となっています。

そもそもタイトルの「進撃の巨人」の意味にしろ、コミックスで20巻を超えてから明らかとなるなど、謎が謎を飛ぶストーリーと、時間軸を行ったり来たりしながら徐々に「世界の真相」に主人公たが近づいていくのを、我々読者も追体験していく流れに、どんどん嵌まってしまいます。

単純な善悪の観念ではなく、「残酷な世界」にどう決着がつくのか、目が離せない作品です。

 

毒贄クッキング

恐ろしい魔物に美女が生贄に、というのは民話などでもお馴染みの話ですが、本作は借金のためにどうしても魔物に自分を食べて欲しいエルフと、何だかんだ見た目も人柄も丸いタイプの魔物というコンビが織りなすコメディとなっています。

容姿はもちろんスタイルも抜群でピチピチしているエルフのペポパさんですが、実は毒銀杏からお酒を造る仕事をしている関係で異常なほど足が臭く、生贄として丸っこい系魔物のギャーさんにまったく受け入れて貰えない、妙なすれ違いが笑えます。

もっとも、ギャーさんサイドも極めて温和で、殺生で食欲を満たすことはなく、ペポパさんの方は生贄とは言うものの異様なほどに怖い一面がある上肉体的にも強靭極まりないので、むしろギャーさんに同情してしまったりすることもあるほどなので、凄惨な展開の心配をしなくて済むのは嬉しかったですね。

やたらペポパの腕っ節が強いことが分かったりと、読めば読むほどにハマっていけるのも本作の特徴と言えるでしょう。

 

魔王城でおやすみ

悪い竜や魔王が王国の姫を誘拐していく物語は昔から定番ですが、実際問題、他から一方的に招いた「姫」に対して丁重に扱い続けるのも相当大変なものと思われます。

しかも魔王が姫に対してアマアマで、姫様の方がやたらと自由奔放だと、城に詰めるモンスターたちは苦労し通しになるということが、本作を読めば理解できます。

また、間の悪いことに、人間とは明らかに「違う」モンスターたちは、姫が追い求める「安眠」に対して良い「解決手段」になりそうな性質を備えていたりします。

日本の妖怪でも一反木綿などの存在が伝えられていますが、あんな感じでピラピラしたりしているものですから、イタズラ好きでやりたい放題な姫様に、いいように使われてしまうのですね。

しかし一方で魔王城の面々はかなりアットホームな感じでもあるため、読んでいてほのぼのするようなどちらかと言えば「萌え」的な雰囲気を楽しむことができる作品だとも言えます。

シリアスな展開ではなく、のんびり読みたい方には最適ではないでしょうか。

 

ふしぎ遊戯

四神天地書に選ばれて現代から本の中に召喚された神子も、神子を守る七星士も、国を守るために自分の命を懸けて敵と戦っているし、異世界の神子は役目が終われば現世に帰還し、七星士とは結ばれない運命にあるという、少女漫画にしては全員がハッピーエンドという結末を迎えないシビアな内容だったので、大人になった今でも読んでいます。

主人公の朱雀の神子の美朱と敵の青龍の神子となる唯の敵対や、美朱と鬼宿の恋の行方等の多くの降りかかる試練を乗り越えて行く主人公の生き様が良かったです。

美朱に恋する柳宿と星宿がカッコよくて涙なしでは見られない結末を迎えます。

鬼宿、柳宿、星宿が美朱に対する愛し方がそれぞれ違っていたので、愛し方もそれぞれ違うんだなあと感じます。

敵側の青龍七星士の心宿は、一番の悪キャラだったけれど、敵側でいるのが惜しいくらいイケメンでカッコよかったです。

神子として真面目な表情の美朱と、大食いキャラの破天荒な普段の美朱のギャップが良かったです。

●読者の感想 2人目

この物語の主人公の夕城 美朱が本郷 唯と、学校の図書館で見つけた「四神天地書」を開いてしまった事により、二人は本の世界へ入り込んでしまいます。

突然の出来事に驚く二人。

古代中国にそっくりな場所にいる事に驚き、学校の制服を着ているだけでも二人はとても目立ってしまいます。

そこで出会った男性、鬼宿との出会いが美朱の人生を大きく変えてしまうのがこの物語のとても面白い所です。

最初はすぐに現実世界に戻れた二人でしたが、すぐに二人は、本の世界に飛び込んでしまいます。

本の世界で出会った鬼宿に恋をした美朱を見ていて、とてもドキドキします。

現実の世界ではいない存在の鬼宿にベタぼれしてしまう美朱を見ていると、どうなってしまうのだろうと、とてもドキドキします。

同じく唯も鬼宿に惚れてしまい、親友同士だったのに、本の世界ではライバルとして命がけの展開を迎えます。

果たして本の世界の中から、現実に戻る事が出来るのか!

現実に戻ってしまうと鬼宿との恋愛はどうなってしまうのかと想像するだけで、ドキドキする漫画です。

一度読むと先が気になって仕方が無い漫画でお勧めです。

●読者の感想 3人目

私が一番最初にはまった漫画、それがふしぎ遊戯です。

アニメ化もされた有名作品です。

ふしぎ遊戯は主人公が本の中に入って異世界で活躍する物語です。

主人公は美朱。食欲旺盛で元気で面白い。

美朱がいるだけでその場が明るくなるような...この子が朱雀の巫女になり朱雀七星士を見つける旅に出て朱雀を呼び出し願いを叶えてもらう物語。

友人の唯ちゃんが青龍の巫女となり対立して物語はより一層複雑になります。

同じ人を好きになったり。

唯ちゃんはちょっと可哀想で...。なかなか美朱と仲直りできずやきもきします。

またこの漫画の一番の魅力は七星士達。

すごく個性的で素敵な人達ばかりです。

美朱の相手は鬼宿でしたが私がはまったのは翼宿です。

女嫌いでヤンチャでとっても素敵!格好いいキャラが多くて困ります。

美朱と鬼宿の異世界同時の恋愛もドキドキして良かったし朱雀を呼び出すために美朱が頑張ってるところも涙涙です。

最後はハッピーエンドで本当心から素晴らしいと思える作品でした。

 

ふしぎ遊戯 玄武開伝

主人公は特にドロドロとした恋のバトルもなく、女宿と両想いに早い段階でなってイイ感じな場面が多いのに、不治の病を患うという設定が良いです。

女宿と出会う前には、現代に想う人がいたのに、父親は主人公を本の中に行かせないようにしたのに、それでも私は玄武の神子だからと、病気で弱っていく身体を酷使して玄武を召喚して願いを告げ、普段は薙刀を振り回して戦う主人公は、勇ましくてカッコいいと思います。

主人公の最後は泣けるし、その後の女宿も一途で良いです。

私は斗宿と虚宿の兄弟のようなグッドコンビが大好きです。

斗宿は妹思いで皆を見守る洞察力に長けたお兄さん的存在であり、見た目が私好みのイケメンです。

虚宿は母親思いで猪突猛進なところがあるけれど、自分の主人公への思いを諦め、2人を見守る決断をしたところが男らしいです。

双子の訳ありの七星士もいますが、この2人の物語の顛末もストーリーの良さを感じます。敵側の紫義と緋鉛コンビも良いです。

 

ありす19th

現代シーンもありますが、言霊を操る選ばれた者達は、悪を倒して大切な人を取り戻すために異世界で言霊を使って戦闘を繰り広げます。

姉と同じ人を好きになり、人気者で何でもできる姉に対して劣等感を持っていた主人公が、しゃべるウサギに出会ってブレスレットを貰い、言霊を操りながら戦闘を通して自分の意志を持つようになり、強くなっていく様子が応援したくなります。妹に好きな人を略奪される形となって悪の言霊を操れるようになった姉が、妹と叶の正義の言霊によって正気を取り戻していく終盤は涙モノです。

姉によって叶に告白されても思いを答えることができない主人公の葛藤と、フラれる形となったのに一切諦めずにどんどん強引さを出していく叶の様子が見ものです。

言葉は相手の心を壊したり元に戻したりするモノだと改めて実感できるので、安易に言葉を告げてはダメだと思わされます。

弱弱しい感じの主人公が、異世界の戦闘時には一番カッコよく戦えていたと思えます。

 

神風怪盗ジャンヌ

主人公はジャンヌダルクの生まれ変わりで、天使を従え悪をチェックメイトしていくお話ですが、敵だと思っていた人が味方だったり、味方だと思っていた人が敵で裏切られたりする驚きがあるし、主人公のまろんと稚空、フィンとアクセスは早い段階で両思いであるのに、終盤頃までなんやかんやあってくっつかないもどかしさが良いです。

両想いだけどまだ恋人ではない段階で、まろんと稚空がはた目から見たらラブラブする場面が多くあるのが萌えます。

まろんの前世のジャンヌダルクの恋人のノインがまろんにキスマークを付け、それに嫉妬した稚空が嫉妬して上書きをするところが大好きです。

天使のフィンが堕天使に変化した際の衣装と豹変さがある意味すごいです。

フィンはアクセスが好きだけど、追放前に手を差し伸べてくれた魔王様も大切なので、最後にとった行動にはビックリさせられましたが、記憶ないけど転生してアクセスと会えた時は良かったなあと思えます。

まろんの親友と元まろんに恋心を抱いていた男のカップルも好きです。

 

王家の紋章

王家の紋章を初めて読んだ瞬間から、すぐにはまってしまいました。

主人公のキャロルは考古学の勉強をしていて、古代エジプト王のメンフィスの墓を暴いてしまったため、呪いにかかり古代エジプトにタイムスリップしてしまう物語です。

突然3000年前のエジプトにタイムスリップしてしまったので、異世界に突然現れたキャロルは普通ならパニックになりますが、彼女は考古学が大好きなので、エジプトの歴史にとても詳しく、未来を予知する能力がある「予言者」として、人気者になってしまいます。

そして、王であるメンフィスに愛され、二人は夫婦になります。

本来なら若くして亡くなるはずのメンフィスを愛していしまったので、キャロルは知識を最大限に発揮し、過去の世界を大きく変えてしまいます。

不思議な力を持っていると思ったよその国の王も、彼女を欲しがり沢山の戦いが起きます。

過去に何度か現在に戻れたことがありますが、妊娠している間に現在に戻ってしまったので、当時の恋人と、両親は大パニック!

恋人の事なんてすっかり忘れて、過去の世界でエジプト王と結婚してしまうのもとても面白いです。

キャロルが、今後、過去のエジプトで生活するのか、元の現代に戻ってしまうのか、とても気になる漫画です。

 

学園アリス

花とゆめで連載が長かった漫画で、アリスという特別な能力を持っている子供と教師だけで構成されている学園に、産まれが複雑な負けん気の強い少女が通うだけではなく、主人公の無効化のアリスや盗みのアリスが特殊なせいで、子供ながら様々なトラブルを乗り越えて行く波乱万丈遊戯が面白いです。

小学生から高校生まで成長していく過程が書かれているので、キャラからガキっぽさが抜けて、思春期の青年少女へと成長していくように容姿が大人びていくと共に、いがみ合っていたパートナーの棗と主人公の心も、友情から恋へと変化していくのがわかりやすいところが好きです。

主人公の周りには、自分を支えてくれる先生や親友やパートナーやクラスメイトや先輩など多くの仲間がいるし、皆主人公に協力的であるし、脇役キャラ達もそれぞれ違った特殊能力があって個性的なので、メインキャラ含め良いキャラが多いと感じた漫画です。

主人公を守るために身を挺すキャラも数人いるので、そこまで主人公を想って行動に移せるのがすごいと思います。

 

エルフを狩るモノたち

今流行りの異世界もの…こう言われると、我々だてに長く生きてるわけじゃない漫画読みは、ひねくれてこう言いたくなる。

「その設定の作品前からあったよね」と。あまり褒められた発言ではないのは承知しているが、どうしても知ってもらいたいのだ、少し昔のその設定の作品も、今の異世界ものに負けないほど面白い作品があるのだ、と。

異世界に召喚されてしまった主人公たちが元の世界に帰るため、異世界中のエルフの女性の体にランダムで散らばってしまった呪文のかけらを脱がしまくって確認するというアクションコメディマンガだ。

そう聞くと当然お色気マンガかな?と思われるだろう。正直私自身そう思って本を開いた記憶がある。

だがはっきり言って、まったくもって、こう…がんばって描いてくれてるであろう作者さんに失礼なくらいエロくない。

大体オチのシーンで主人公がスパーン!とギャグ的に服を剥ぎ取ってる位である。

異世界人の誰よりも強い空手バカ、オスカー女優、ミリタリーオタク女子校生、猫の霊が取り付いた戦車、トイレットペーパーを排泄するクマ、不幸体質なエルフ、と異質極まりない仲間と今日もエルフを探す旅は続くのである。

とにかくストレスなシーンが一切なく、頭空っぽにして読めるアクションコメディの傑作です、ぜひ一度、昔の作品だなんて言わずに読んでもらいたい。

 

 

魔法騎士レイアース

魔法騎士レイアースはCLAMP先生の超大傑作といえる漫画です。

まず一コマずつ溜息がでるほど美しいので読むのに時間がかかります。

主人公3人は美少女でお嬢様です。

もうこの時点で興奮します。

更に主人公以外の登場人物も美男美女ばかりときたらお互い恋愛に発展しないはずがありません。

それぞれの恋愛模様も見所です。

サブキャラやストーリー自体も設定がしっかりしているので読み終える頃には箱推しになります。

また美少女と魔神の組み合わせはたまらなく好きなやつです。

私がオススメはメインキャラの鳳凰寺風ちゃんです。

風ちゃんは森で出会ったフェリオと恋に落ちます。

このフェリオと風ちゃんの恋愛模様が最高です。

フェリオがかなり美少年なので気づいたらフェリオにこっちも恋をしています。

風ちゃんもぱっと見はふんわりほんわかキャラですが、実はしっかりしていますし芯は強いです。

そんな2人の恋を応援しながら魔神のバトルやまさかのどんでん返しなどの展開も面白くて最高です。

 

 

遙かなる時空の中で

主人公が異世界に龍神の神子として飛ばされた際に、一人ではなく2人の現代人も共に飛ばされたことは心強かったと思います。

主人公のあかねは、敵側のボスの鬼のアクラムに恋をしたり、現代人の男の子や神子を支える何人かの八葉に恋心を抱かれたりするので、終盤まで誰とあかねは結ばれるのかがわからなかったところが逆に良かったです。

わりと嫉妬深い現代人の男の子、心優しい現代人の男の子、忠義に熱い護衛、真面目な役人、人ではない陰陽師など、様々なタイプの男性に好かれるのが良いです。

あかねが看病している際に、寝ぼけてキスされた時の絵が好きで、それを夢だと思っている相手があかねに少し避けられる様子も良く、最終的にあかねが恋の相手に選んだ相手も私が一番選ばれてほしいキャラだったのが嬉しいです。

人ではない陰陽師が心を持った瞬間や、イノリが姉と敵鬼との恋を認めた瞬間が良いです。

アクラムを一途に思うシリンも好きだし、主人公を支える夢見の姫も好きです。

 

NGライフ

主人公の男は前世の記憶を持っているけれど、前世の親友や妻はその記憶を持たずに転生したので、その話を信じ切ってもらえないところが不憫に見えます。

また、前世の男の親友が現世では女の親友となっており、女は主人公に密かに恋をしているし、容姿はそのままの前世の女の妻は、見た目に反して中身が男らしい口の悪い男に転生して、主人公が好きな親友女に恋をしているし、主人公は妻が男に生まれ変わったことにショックを受けつつ元妻である男にまとわりつくが、次第に親友女が気になっていくという、ややこしいお話がコメディタッチで良いです。

後に元妻である男は記憶を取り戻しますが、現世では男なので主人公のことはLike止まりで、もどかしい主人公と親友女をLoveとしてくっつける懸け橋になってくれたので、逆に元妻が男として産まれてきて良かったと思えます。

でないとドロドロした展開になりそうで怖いです。

その他にも主人公と前世で関わりのあった者が、主人公の周囲に多くいるので、前世はこうで現世はこうだと想像しながら読むとより面白いです。

 

ときめきトゥナイト

ときめきトゥナイトは、吸血鬼の父親と、狼女の母親の間に生まれたとっても可愛い女の子で、この物語の主人公です。

主人公の江藤蘭世は魔界出身なので、人間との恋愛を禁止されています。蘭世は人間界の真壁俊にベタぼれをしていまい、禁断の恋とわかっていながらも真壁君を追いかけます。

魔界の世界では、アロン王子が蘭世に惚れてしまい、両親は大喜び!

典型的な恋愛漫画ですが、真壁君と蘭世の切ない恋愛に胸がキュンキュンする漫画です。

登場人物も個性豊かで、魔界のキャラクターは魔法が使えたり変身できたり、過去、未来に行けたりと、人間にはできない不思議な力を持っています。

この漫画の一番の見どころは、真壁君が実は魔界の王子である事が分かり、アロンと双子の兄弟だったことが一番の驚きでした。

これで、二人の間に障害が無くなると思うととても感動して泣けてきます。

二人が幸せになった後も、第二部、第三部と漫画は続いているので、とても長編漫画です。

真壁君と、蘭世の子供のお話も出てくるので、とても奥が深い漫画です。

ストーリーがとても壮大なので、現実ではありえない話が沢山あるのがこのストーリーの面白さでもあります。

 

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